お子さんに習い事をさせるとき、私たちはまず、その動機をそっと見つめ直してみる必要があるかもしれません。
それは、お子さん自身が「やってみたい」と目を輝かせたことでしょうか。 それとも、親である私たちが「やらせておけば、将来のためになる」と考えたことでしょうか。 あるいは、周りの子たちがやっているから、という焦りからくる選択ではないでしょうか。
その習い事の主役は、あくまで子ども自身です。
「あなたのため」という言葉が、いつの間にか親の期待や不安を押し付ける、重荷になっていないか。 一度、立ち止まって考えてみたいものです。
子どもの「行きたくない」という言葉は、単なるわがままではない、大切なサインです。 その言葉の裏に隠された、子どもの本当の気持ちを探る、小さな探偵になってみましょう。
もしかしたら練習が難しくて、自信をなくしてしまっているのかもしれません。 先生やお友だちとの関係に、悩んでいる可能性もあります。 あるいは、単純に学校生活で疲れていて、もっとぼーっとする時間が必要、という体からのサインかもしれません。
「どうして行きたくないの?」と責めるのではなく「そっか。行きたくないんだね。どんなところが嫌な気持ちになる?」と、その子の心に寄り添う。 そこから、本当の理由が見えてきます。
私たちは「一度始めたことは、最後までやり遂げるべきだ」という価値観を、美徳として教わってきました。
もちろん、忍耐力は生きていく上でとても大切な力です。
しかし、それと同じくらい「自分に合わないことから、撤退する」という決断力も、自分の心を守り、より良い道を選ぶための重要な力です。 嫌なことを我慢して続ける経験は、ときに子どもの自己肯定感を傷つけ、「自分は何をやってもダメなんだ」という無力感を植え付けてしまうこともあります。
もし、お子さんと話し合った結果「やめる」という選択をするのなら、それをネガティブな「挫折」ではなく、ポジティブな「卒業」として、位置づけてあげましょう。
「ピアノ、ここまで両手で弾けるようになって、本当にすごいね。よく頑張ったね。でも、今は、それ以上にサッカーが楽しいんだね。わかったよ。ピアノさんには『ありがとう』を伝えて、卒業にしよう」。 これまでの努力を認め、本人の今の気持ちを尊重し、そして感謝と共に終わりにする。
この経験が、子どもに自分の意思で人生を選択していく、という自信を与えます。
習い事を一つやめたからといって、すぐに新しい何かでその時間を埋める必要はありません。 子どもにとって、何もしないで、ただぼーっとしたり、自分の好きなように遊んだりする自由な時間は、創造力や自主性を育むために必要です。
忙しい現代の子どもたちにとって、スケジュール帳の空白こそが贅沢なことであり、必要な栄養なのかもしれません。
子どもの可能性を信じて、習い事をさせる。それは、素晴らしい愛情です。 そして、その子が「違う」と感じたときに、その気持ちを尊重し、一緒に立ち止まって考えてあげる。 それもまた、同じくらい深く、そして大切な愛情の形です。
子どもの人生の舵を握っているのは、子ども自身です。 親の役目は、その隣で、ときに励まし、ときには「休んでもいいんだよ」と、安全な港を示してあげること。 続ける勇気と同じくらい「やめる勇気」も、その子の人生を豊かにする、大切な力になるのです。
ライター / 監修:でん吉(保育士)
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