ある日の夕食時のこと。 仕事から帰ってきた夫がテーブルを見るなり、こう言いました。
「またこのメニュー?正直飽きたわ」
その言葉に、私は思わず固まりました。 忙しい日々の中で、栄養や好みを考えながら工夫して作っているのに…。 あまりにも無神経な一言に、カチンときてしまいました。
その夜「もう頑張らなくていいじゃん!」と心の中で小さく決意。 翌日から一週間、夫の大好物は一切出さず、スーパーで買ってきた総菜だけを食卓に並べることにしました。
最初のうちは「たまにはこういうのも悪くないな」とご機嫌だった夫。 でも数日たつと「今日も総菜?」「やっぱり手作りのごはんが恋しいな」と、明らかにトーンが変わっていきました。
そして一週間が過ぎた頃。 夕食後に夫が、ぽつりとこう言ったのです。
「毎日作ってくれるだけで、ありがたいことだったんだな…ごめん」
ようやく素直に謝ってくれた夫を見て、ちょっとだけスッとした気持ちに。 言い返すことはしなかったけれど、“手作りの価値”をちゃんと感じてもらえたなら、それで十分だと思いました。 (女性/42歳/会社員)
手間をかけて作った料理に返ってくる“何気ないひと言”は、ときに想像以上に心を傷つけます。 家族だからこそ、言葉の温度にもう少し敏感でいたいもの。
すれ違いが大きなトラブルにならないよう、日頃から丁寧なコミュニケーションを心がけたいですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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