結婚後、お金の管理はわたしがすべて担っていました。 夫は独身時代、お金のことを義母に任せきりだったようで自分にはできないと思っていたからです。
次男を出産したあと、専業主婦として家庭に入りました。 生活は安定していて夫も穏やか。 特に不満はなく、日々は静かに過ぎていました。
ところがある日、夫が「お金の話なんだけど…」と少し申し訳なさそうに切り出しました。 私は深刻な話かと思い「うん、どうしたの?」と尋ねると、お小遣いを増やしてほしいというお願いでした。
ただ、新築を買ったばかりで子どもも2人いることから「今はもう少し貯金したい」と伝えると、突然人が変わったように怒り出しました。 「ふざけるな!もうクレジットもデビットも返せ。俺が稼いだ金だ。どう使おうが俺の勝手だろ。お前は一銭も稼げないくせに」と。
感情的になることは以前にもありましたが、ここまで突き放されたのは初めてでした。 驚きのあまり声も出せずにいると、否定されたと受け取ったのか、ついには新築の壁を殴りつけて穴を開けてしまいました。
その後も夫の態度は荒れていき、私は離婚を決意。 迷いもありましたが、子どもたちの前でこれ以上続けることはできないと思ったのです。
いまは小さな安心をひとつずつ積み重ねながら、少しずつ前に進んでいます。 (女性/29歳/美容師)
どんなに仲のいい夫婦でも、ときには心に刺さる言葉や態度があるもの。 近しい存在だからこそ、お互いを思いやる意識が大切なのかもしれません。
話し合いながら、ふたりにとって心地いい形を見つけていけるといいですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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