人見知りが始まる時期には個人差があります。 早い子では、生後3〜4ヶ月ごろから見られることもあるようです。
一方で、まったく人見知りをしないお子さんもいます。 「人見知りをしないのは、親との関係に問題があるのでは…?」と心配になる方もいるかもしれませんが、愛情の有無とは関係ないため、過度に気にする必要はないでしょう。
生後6ヶ月ごろになると、赤ちゃんの記憶力が発達し「いつもそばにいる人」と「そうでない人」との違いが分かるようになると言われています。 そのため、見慣れない人を前にすると不安を感じて泣いてしまうことがあるようです。
また「ちょっと怖いけど、なんだか気になる」といった“恐怖”と“好奇心”の間でゆれる気持ちも、人見知りの原因のひとつと考えられています。 知らない人との関わり方が分からず、戸惑ってしまうのかもしれません。
赤ちゃんが人見知りをする場合、無理に慣れさせようとしないことが大切です。 まずは短時間の関わりから始めて、少しずつ距離を縮めていくのがよいでしょう。
また、親が焦って大げさに反応してしまうと、赤ちゃんも不安を感じてしまうことがあります。 できるだけ落ち着いて、見守る姿勢を心がけてみてください。
あまり会う機会のないご家族や親戚と会う際は「人見知りの時期なので、ゆっくり慣れさせてくださいね」と事前に伝えておくと、相手も安心して接することができます。 できれば、自宅など赤ちゃんが慣れている場所で会うのもおすすめです。
また、人見知りを気にして外出を控えると、赤ちゃんにとっての経験のチャンスが減ってしまうかもしれません。 お子さんの様子を見ながら、無理のない範囲で外出の機会を続けてみることが人見知りの克服につながることもあります。
赤ちゃんの人見知りは成長の過程のひとつとして見守っていくことが大切です。 「うちの子も、心が育ってきているんだな」と、あたたかく受け止めてあげられると良いですね。
もし人見知りが強くて困っている場合は、ひとりで悩まずに、かかりつけの小児科や保健センターなどに相談してみるのもひとつの方法です。
[pagelink link= https://oyako-heya.jp/articles/2959 title=次の話] (おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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