混雑した電車で…子どもが足をバタバタ。乗客に靴が当たった直後⇒“子どもの足”に手を伸ばした人物に「えっ?」

混雑した電車で…子どもが足をバタバタ。乗客に靴が当たった直後⇒“子どもの足”に手を伸ばした人物に「えっ?」
毎日の通勤や通学に欠かせない公共交通機関。 今回はそんな公共交通機関にまつわる『心温まるエピソード』をご紹介します。
目次

6歳の姉が満員電車で放った「ピタッ」

日曜日の午後、一人で電車に乗ったときの話です。 休日ということもあって車内はかなり混雑していて、家族連れもたくさん見かけました。

私は座席の前の吊り革につかまって立っていたのですが、ふと目の前に座っているおやこが目に入りました。

母親と、6歳くらいと3歳くらいの姉妹です。 お母さんは少し疲れた様子で、うとうとと眠っているようでした。

そのとき、妹の方が窓の外を見たくなったのか、座席に膝を立てて顔を窓に向けて足をバタバタさせ始めたのです。 その足が私の脚に何度も当たってきて…正直ちょっと戸惑いました。

お母さんは気づかない様子で、どうしたらいいか困っていると、隣に座っていたお姉ちゃんが手を伸ばして妹の足をピタッと押さえました。 そして、妹にこう言ったのです。

「だめだよ、足ばたばたしたら、前の人に当たっちゃうよ」

その言い方は優しく、でもきちんと伝わるトーンでした。 妹はすぐに動きをやめて、おとなしく座り直しました。

すると、その声で目が覚めたのか、お母さんがハッとして私に「すみません、気づかなくて…」と小さく頭を下げてくれました。

きっと毎日育児で疲れているのだろうなと感じ、そのひと言があったことで私の気持ちもすっと軽くなりました。 (男性/40歳/会社員)

公共の場での“思いやり”

電車やバス、駅のホームなど、多くの人が行き交う公共の場。 誰もが使う場所だからこそ、思いやりの心がとても大切だと感じます。

小さな思いやりが、みんなの毎日を少しずつ優しくしてくれますように。

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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