私は週に6回夫のお弁当を作っています。
夫は仕事で帰宅が遅いことが多く、私が寝たあとに一人で晩ごはんを食べるのが日常になっています。 そんな夫はもともと少食なこともあり、夕食を残していることも少なくありません。
ある朝、冷蔵庫を開けると、ラップに包まれた昨夜のおかずが目に入りました。 「また残ってるのか…」と思った瞬間、少しだけ心が沈んでしまいました。
美味しくなかったのかな。 それとも、疲れて食欲がなかったのか…。 理由はわからないけれど、私なりに量を減らしてみたり、ワンプレートにまとめたりと、工夫を重ねてきたつもりでした。
それでも変わらず残っている日が続いたので思い切って夫に聞いてみたんです。
「なんで毎晩夕食のおかず残すの?美味しくないの?」
すると夫は、こう答えました。
「次の日の俺のお弁当に入れてくれたらいいと思ってた。一品隙間が埋まって楽になるかなって。しかも美味しいし、昼にまた食べたいなと思って。」
怒るつもりで話しかけたのに、拍子抜けして思わず笑ってしまいました。 夫の優しさに感動です。 (女性/37歳/パート)
一緒に暮らすって、思っていた以上にすれ違うこともあるもの。 でも、そういう出来事の積み重ねが少しずつ家族のかたちをつくっていくのかもしれません。
あなたにも「今では笑える、だけどあのときは本気で悩んだ!」そんな思い出、ありますか?
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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