道路交通法では、16歳以上の方であれば、6歳未満の幼児を2人まで自転車に乗せることができると定められています。 ただし、抱っこ紐などで3人目の子どもを体に抱えたまま運転することは法律で禁止されているため、十分注意しましょう。
また、13歳未満の子どもにはヘルメットを着用させるよう、保護者に“努力義務”が課せられています。 命を守る大切な習慣として、ヘルメットの着用を心がけたいですね。
子ども乗せ自転車には、前と後ろのどちらにも座席がついているタイプが多く見られます。
SG基準(製品安全協会の安全基準)では、前乗せは「体重15kg以下(おおむね1歳~4歳未満)」、後ろ乗せは「体重22kg以下(おおむね1歳~6歳未満)」が目安とされています。
ただし、体格や発育には個人差があるため、体重や身長が基準を超える場合は、安全面を第一に考えて使用を控えた方が安心です。
子ども乗せ自転車は、購入前に必ず試乗しておくのがおすすめです。 お子さんを乗せた状態で運転してみると、想像以上に重く感じたり、バランスが取りづらかったりすることがあります。 ブレーキの効きやすさやハンドルの感覚などもしっかり確認しておくと安心です。
また、サドルにまたがったとき、両足の裏がしっかりと地面につくかどうかも大切なポイントです。 停車時の安定感に大きく関わってきます。
乗せる際は、必ず平坦な場所に自転車を停め、ハンドルロックをかけてからにしましょう。 バランスを取りやすくするため、年齢や体格が大きいお子さんから後部座席に先に乗せるのがよいとされています。
なお、自転車を止めた状態でも、子どもを乗せたままその場を離れるのは非常に危険です。 たとえ短時間でも、必ず子どもを自転車から降ろすようにしましょう。
子ども乗せ自転車はとても便利な一方で、通常の自転車よりもバランスを取るのが難しく、注意が必要です。 安全に楽しく使うためには、法律やルールをきちんと理解したうえで、事前の準備や確認を大切にしましょう。
大切なお子さんとのお出かけが安心で心地よい時間になりますように。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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