手づかみ食べは、特に「触覚」を刺激する働きがあると考えられています。 手で直接食べ物に触れることで、硬さや柔らかさ、温度などを感じ取り、自然と食べ物への興味がわいてくるでしょう。 手づかみ食べを通して、食べ物への理解が深まり、好き嫌いが少なくなることも期待できるかもしれません。
また、手づかみ食べでは目と手と口を同時に使うため、脳に良い刺激を与えるとも言われています。 食べ物の力加減を学んだり、一口で食べられる量を自分で考えたりする経験は、お箸やスプーンを使い始めるときの練習にもつながります。 こうした経験を積み重ねることで、道具をスムーズに使えるようになるかもしれません。
離乳食をママやパパが食べさせていると、食事の時間がどうしても慌ただしくなってしまうことがあります。
しかし、手づかみ食べを取り入れることで、お子さんが自分のペースで食べられるようになり、家族も同じタイミングで食事を楽しめるようになるでしょう。 「おいしいね」と会話しながら食べることで、家族の時間もより楽しいものになるはずです。
手づかみ食べはメリットが多い反面、お肌が弱いお子さんには注意が必要です。 肌荒れなどの症状がある場合、食べ物が直接肌に触れることで炎症を起こすことがあります。 始める前に、かかりつけの医師に相談してから行うのが安心です。
手づかみ食べは、汚れや片付けの手間など大変なこともありますが、それを上回るメリットがあります。 どうしてもイライラしてしまいそうなときは、一度お休みするのも良いでしょう。
お子さんの成長や食への興味を見守りながら、無理なく取り入れましょう。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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