赤ちゃんの人見知り|原因と対策のポイント

赤ちゃんの人見知り|原因と対策のポイント
赤ちゃんが急に知らない人に泣き出すようになる「人見知り」。 初めての育児では戸惑うこともありますよね。 でも、人見知りは発達の一環であり、赤ちゃんが心や感情を育てているサインでもあります。 今回は、人見知りが始まる時期やその理由、家庭でできる関わり方についてご紹介します。
目次

いつから?人見知りの時期

赤ちゃんの人見知りは、一般的に生後6ヶ月ごろから始まることが多いとされています。 早い場合は生後3〜4ヶ月ごろから、遅い場合は1歳を過ぎてから現れることもあるでしょう。

また、人見知りの表れ方には個人差があり、きょうだいでも違いが見られることがあります。 2歳ごろを過ぎると落ち着くことが多いとされていますが、始まる時期が早くても長引いても、お子さんの「個性のひとつ」として受け止め、あまり気にしすぎないことが大切です。

人見知りの原因

赤ちゃんが人見知りをするのは、単に「知らない人が怖いから」という理由だけではありません。

ある研究では、赤ちゃんの中にある「近づいてみたい」という好奇心と、「やっぱり怖いかも…」という不安との間で葛藤が起きていることが原因とされています。

特に相手と目が合った瞬間に人見知りが始まることがあるのは、興味があるからこそ見つめるものの「どう関わればいいのかわからない」という戸惑いの表れなのかもしれません。

人見知りの対策

人見知りをする相手と繰り返し顔を合わせる機会をつくることで、徐々に安心して人見知りが和らぐことがあります。 遠方に住んでいる祖父母などには、テレビ電話などで顔を見せる時間を増やすのもおすすめです。

また、人見知りの赤ちゃんはじっと見られることが苦手なこともあります。 初対面の人には「急に見つめられると泣いてしまうかもしれません」とあらかじめ伝えておくと、お互いに安心できるでしょう。

人見知りだからといって、人との関わりを避けすぎるのは逆効果になることもあります。 赤ちゃんのペースを尊重しながら、公園や地域の遊び場などに少しずつ出かけてみてください。

泣いてしまったときも「これも成長の一つ」と捉えて、落ち着いて対応できると良いですね。

おわりに

赤ちゃんの人見知りは、心の成長とともに自然と落ち着いていくものです。 他の子と比べて不安になる必要はありません。

お子さんの今の姿を受け止めながら、少しずつ外の世界との関わりを広げていきましょう。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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