幼稚園には、学習に力を入れている園、自由な遊びを大切にしている園などそれぞれ異なる教育方針があります。 そのため、園の方針とお子さんの性格が合わないと感じることもあるでしょう。
また、登園しぶりが長引いたり、園で一日中泣いて過ごしていたりする場合には、子どもが強いストレスを感じている可能性もあります。 そんなときは、まず担任の先生や園長先生に相談してみましょう。
話をすることで気持ちが整理されたり、対応策が見つかったりすることもあります。
「やっぱり今の園が合わないかも」と感じたときは、転園も一つの選択肢になります。
多くのご家庭では、年度替わりの4月に転園するケースが多いようですが、園によっては年度途中の入園を受け入れているところもあります。
転園を検討する際は、以下の点も事前に確認しておくと安心です。
・転園先の定員に空きがあるか
・行事(運動会・発表会など)の時期や内容
・同じ小学校に進学する子がいるかどうか
とくに、卒園後の環境に関する情報は子どもにとっても保護者にとっても大切な判断材料になるでしょう。
転園が決まったら、通っている園への報告が必要になります。 退園の時期や、保育料・教材費の取り扱いなどは園ごとに異なるため、入園時の書類や園のしおりを確認しておくと安心です。
担任の先生に転園を伝えるときは、理由をすべて詳しく話す必要はありません。 悩むかもしれませんが「子どもに合った環境を選びたい」「家族の状況が変わったため」など、伝え方を工夫すれば問題ありません。
何よりも、お子さんが新しい環境で元気に楽しく過ごせることを大切に伝えると良いでしょう。
幼稚園を変えることは、保護者にとっても大きな決断かもしれません。 ですが「今の園が合わない」と感じたら、それは子どもに合った環境を探すチャンスでもあります。
不安な気持ちに寄り添いながら、お子さんがイキイキと過ごせる場所を一緒に探していけると良いですね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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