日本小児科医会では、2歳以下の赤ちゃんがテレビなどのメディアに長時間触れることはおすすめしていません。
テレビの視聴時間が増えると、おやこの会話やコミュニケーションの時間が減ってしまい、言葉の発達に影響が出る可能性もあると指摘されています。
また、赤ちゃんの視力はまだ発達途中のため、強い光や大きな音は体調不良や夜泣きの原因になることもあります。 テレビを見る時間は1日1~2時間以内にし、長時間続けて見せないように意識することがおすすめです。
赤ちゃんがテレビに近づくのを防ぐためには、物理的な工夫が効果的です。
たとえば、赤ちゃんが過ごす部屋にテレビを置かないようにしたり、テレビから離れた場所に赤ちゃん専用の椅子を用意したりするとよいでしょう。
また、テレビの前にベビーゲートを設置するのもおすすめです。
リモコンや配線、テレビ台に赤ちゃんが触れないようにでき、適切な距離を保つことができます。 すのこを使ってDIYしたり、テレビ周りに人工芝を敷くなど、工夫して赤ちゃんをテレビから離す方法もあります。
赤ちゃんとの暮らしでテレビを完全に避けるのは難しいかもしれません。 そこで、ご家庭でテレビのルールを決めてみるのも良いでしょう。
テレビを見るときは、ただ流しっぱなしにせず「わんわんだね」「おもしろいね」など声をかけながら、一緒に楽しむことが大切です。 おやこのコミュニケーションを意識することで、テレビが赤ちゃんにとって良い刺激となり、ポジティブな効果も期待できます。
テレビは育児の息抜きになることもありますが、赤ちゃんがいるご家庭では注意が必要です。 テレビとの付き合い方を工夫して、無理なく楽しく過ごせる毎日にしてくださいね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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