横抱きは首がまだすわっていない新生児期から使える抱っこの基本スタイルです。 たとえば授乳の際には、赤ちゃんの全身をしっかりと支えながら、安定した姿勢で行うことができます。
また、戸の開け閉めや周囲の物に気を配りながら移動するときにも便利ですし、優しくゆらしたりトントンしたりして寝かしつける場面でも活躍します。
赤ちゃんの顔が見えやすいため、アイコンタクトを取りながら話しかけるなど、おやこのコミュニケーションにもぴったりです。
まずは、赤ちゃんを驚かせないように「抱っこするよ」と声をかけてから、優しく触れてあげましょう。 片方の手を赤ちゃんの脇の下から通し、首の後ろと後頭部をしっかり支えます。
もう一方の手は股のあたりから入れて、お尻を支えるようにしてください。 この2点をしっかり支えた状態で、ゆっくりと赤ちゃんを抱き上げましょう。
抱っこが安定したら、お尻を支えていた手を肩のほうへ移動させ、赤ちゃんの頭を抱く側の腕の内側にそっと乗せると、腕への負担が和らぎます。
赤ちゃんを抱き上げたあと、ぐずってしまうと不安定になりやすく、手から滑ってしまうリスクもあります。 できるだけすぐに体にしっかり密着させ、赤ちゃんに安心感を与えることが大切です。
また、赤ちゃんの体重が増えるにつれて、抱っこによる肩こりや腱鞘炎に悩まされることもあるかもしれません。 そんなときは、赤ちゃんをできるだけ自分の体に密着させるように意識しましょう。
目安としては、赤ちゃんのお尻が自分のおへそあたりにくる位置で抱くと、無理なく支えることができ、長時間の抱っこも少し楽になるはずです。
横抱きは、赤ちゃんの成長初期に欠かせない大切な抱っこの方法です。 最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつコツをつかんでいくことで、赤ちゃんにとっても抱っこする人にとっても心地よい時間が過ごせるようになります。
日々の抱っこが、おやこの絆を深める温かい時間になりますように。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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