コアラ抱きで安心感|正しい抱き方とコツ

コアラ抱きで安心感|正しい抱き方とコツ
赤ちゃんを抱っこするとき、緊張してしまう方もいるかもしれません。 ここでは、パパやママの心と体の負担を減らす「コアラ抱き」の正しいやり方と、抱っこする際の注意点について紹介します。
目次

コアラ抱きがおやこの絆を深める

コアラ抱きは赤ちゃんが親の胸にしっかりしがみつくような抱っこの方法です。 この抱き方は肌が密着するため、赤ちゃんに安心感を与え、おやこの大切なコミュニケーションにつながるでしょう。

ただし、赤ちゃんは急に抱っこされると驚くこともあります。 抱っこをする前に「抱っこするよ」と優しく声をかけたり、手足やお腹にそっと触れたりすると、より安心してもらいやすくなります。

コアラ抱きの正しいやり方

1.抱き上げる

まず、親の親指を赤ちゃんの脇に固定し、残りの指を背中側に入れてみてください。 このとき、親の体をできるだけ赤ちゃんに近づけ、両手がバンザイの状態になっているか確認します。 背中側の指で頭を支えながら、ゆっくり抱き上げましょう。

2.お尻を支える

抱き上げたら、片方の腕をすーっと下へずらしてお尻を支え、もう片方の腕は脇下から抜いて頭を支えるようにします。 赤ちゃんの頭が胸に埋もれていないか、脚が自然なM字になっているか、鏡などで確認してみてください。

抱っこするときの注意点

赤ちゃんを抱っこする際、手首だけで支えようとすると腱鞘炎の原因になることがあります。 特に赤ちゃんが成長して体重が増えると、手首への負担はどんどん大きくなっていきます。

そのため、手首だけでなく、腕全体や体全体を使って赤ちゃんを支えるように心がけると負担が軽減できます。

また、赤ちゃんの脚はカエルのようにM字の形が自然な状態といわれています。 脚を無理にまっすぐ伸ばして抱っこすると、股関節脱臼のリスクが高まることもあるため注意が必要です。

コアラ抱きは赤ちゃんの脚を自然なM字に保てるので、この点でもおすすめの抱き方です。

おわりに

初めての抱っこは誰でも緊張してしまうものです。 気負わずに、赤ちゃんのペースに合わせてゆっくりと抱っこに挑戦してみましょう。

コアラ抱きをマスターして、赤ちゃんとの絆をさらに深めてみてください。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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