夫「お前にはウンザリだ！」喧嘩後に”音信不通”になった夫。しかし、数日後⇒夫「病院に来てくれ」【真相】が判明しゾッ…

イラスト：エトラちゃんは見た！

新婚生活での不和と喧嘩別れ

結婚半年を迎えたユズリハとタチバナは頻繁に言い争いをしていた。

原因はタチバナの脱ぎっぱなしや電気つけっぱなしといった大雑把な性格と、それを許せないユズリハの神経質さにあった。

ある朝、ユズリハが「私はあなたの母親じゃない」と強く怒り、タチバナが「毎日こんなんじゃ気が滅入る」と言い返し、喧嘩別れのままタチバナは出勤。

ユズリハは怒りが収まらないものの、昼頃には反省して夕食を作って謝ろうと決意する。

その日、タチバナの帰宅は遅くユズリハは心配してメッセージを送る。

しかし返ってきたのは、「悪いけど帰りたくない。お前の顔を見るのはうんざりだ」という拒絶の文面だった。

ユズリハは再び怒りが燃え上がりタチバナが謝るまで許さないと決意。

しかし、その夜も、次の日、さらにその次の日までタチバナは帰宅しなかった。

怒りは不安へと変わり「簡単に愛想を尽かされたのか」と食事が喉を通らないほど落ち込む。

ユズリハはタチバナに謝罪のメッセージを送るも既読が付かず、追い詰められて義実家に連絡することを決意する。

義両親のヒイラギとアザミとは、ユズリハの親を「片親の貧乏育ち」と侮辱されたことが原因でほぼ絶縁状態だった。

過去の経緯から連絡したくはなかったが、タチバナの状況が緊急事態であるため背に腹は代えられないと電話をかける。

ユズリハはタチバナが怒って帰宅しないことを伝え、義実家に帰っていないか尋ねるが義母のアザミは何も知らないと答える。

アザミはユズリハに「あの子が腹を立てるなんて、よっぽどのことをした」「稼ぎがなくなったら困るから機嫌を取れ」と相変わらず見下した態度を取る。

ユズリハは電話しなきゃよかったと後悔するも、何か連絡があれば教えてほしいと頼み辛うじて電話を終える。

不安な日々を過ごすユズリハに、ついにタチバナから「話したいことがあるからエトラ総合病院まで来てくれ」とメッセージが届く。

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