ベビースケールとは、赤ちゃんの体重を細かく測るための専用の体重計です。 一般的な体重計では測りにくいグラム単位での体重変化が確認できるため、種類によっては1g単位で測定できるものもあります。
とくにベビースケールが役立つのは、母乳がどのくらい飲めているかを把握したいときです。 授乳の前後に赤ちゃんの体重を測ることで、実際にどのくらい飲んだのかを数値で確認できます。 とくに母乳育児に不安を感じている方にとっては、安心材料のひとつになるかもしれません。
また、低出生体重児など、赤ちゃんの成長をこまめに確認したい場合にも、毎日の小さな変化をチェックできるため、頼もしいアイテムといえるでしょう。
ベビースケールを使う期間はご家庭によってさまざまですが、生後3〜4か月ごろまで使うケースが多いようです。授乳量の確認が主な目的であれば、この時期までに授乳が安定してきて、自然と使用頻度が減っていくこともあります。
体重チェックの目的で使い続ける場合も、多くの製品は10kg前後までしか測れないため、1歳ごろには使えなくなる可能性があります。
また、体重をこまめに測りすぎることで、育児に対する不安やストレスがかえって増してしまうこともあります。あくまで目安として活用し、気持ちが疲れてしまわないよう気をつけましょう。
ベビースケールは使用期間が限られるため、購入するかレンタルにするか悩む方も多いかもしれません。
短期間の使用を想定している場合は、レンタルを利用することで費用を抑えられるうえ、不要になったらすぐ返却できるのもメリットです。 まずはお試しで使ってみたい方にもおすすめです。
一方で、購入すれば衛生面での安心感があるほか、兄弟姉妹で繰り返し使えるため、結果的に経済的になることもあるでしょう。 ご家庭の育児スタイルや将来の計画に合わせて、使い方を考えてみてくださいね。
ベビースケールは、赤ちゃんの体重や授乳量を数値で確認できる心強いアイテムです。 使うことで安心できる方もいれば、かえって不安になってしまうこともあるかもしれません。
大切なのは、測定結果に振り回されすぎず、安心材料のひとつとして上手に取り入れること。 育児をがんばるご自身の気持ちが少しでも軽くなるよう、無理のない範囲で活用してみましょう。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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