産後の心強い味方！産褥シッターの役割と上手な活用術

産褥シッターとは

産後の時期はお母さんが赤ちゃんのお世話をしながら体力を回復する大切な期間です。 しかし、夫が育児休暇を取得できないなど、家族のサポートが十分でない場合もあるでしょう。

そんなときに利用できる産褥シッターは、料理・掃除・洗濯などの家事に加え、新生児のお世話もサポートしてくれる心強い存在です。

サービス内容は企業や団体によって異なり、家事に特化しているもの、育児に特化しているものがあります。 また、保険の加入状況も事前に確認しておくと安心です。

利用料金の目安と自治体の支援

産褥シッターの利用料金はサービス提供者によって幅があります。 相場は1時間あたり1,000円〜4,000円程度で、別途交通費がかかる場合もあります。

料金を抑えたい場合は、自治体が行っている「産後ヘルパー事業」などの支援制度を利用できることがあります。自治体の事業は、個人で企業に依頼するより割安で利用できることが多いです。 ただし、利用できる曜日や時間、回数には制限がある場合が多いので、まずはお住まいの自治体でどのような支援が受けられるか確認してみると良いでしょう。

サービス利用までの流れ

企業のサービスでは、インターネット上で利用規約に同意し、親や子どもの氏名などを登録する場合が多いです。 自治体の産後ヘルパー事業を利用する場合は、規定の書類を窓口に提出する必要があります。

登録が完了したら、次は利用の予約です。

シッターさんの手配方法や事前面談の有無はサービスによって異なります。 初めて自宅に人を入れることに不安がある場合は、面談を実施しているサービスを選ぶと安心です。

おわりに

産褥シッターは、産後の体を労りながら無理なく生活を整えるための頼れるサポートサービスです。 最近では、つわりがひどい妊娠期にも利用できる団体が増えてきているそうです。

（おやこのへや編集部）