赤ちゃんが泣いたときや、コミュニケーションを取りたいとき、抱っこは育児に欠かせない大切な行為です。 しかし、無理な体勢で長時間抱き続けると、手首や腕の腱鞘炎、首や腰のヘルニアなど、体に負担がかかることがあります。
育児は親の健康があってこそ続けられるものです。 赤ちゃんをすぐに抱き上げたいという気持ちはよくわかりますが、抱き方を工夫して、自分の体に過度な負担をかけないようにすることが大切です。
特にヘルニアは日常生活に大きな支障を与え、育児の時間や体力にも影響を及ぼす可能性があります。
抱き方に慣れていないうちは、ソファなどに座って抱き、腕の下にクッションを置くと肩や腕の負担を減らせます。 クッションを使うことで安定感が増し、赤ちゃんも安心しやすくなるでしょう。
普段使っている授乳クッションを使うと、赤ちゃんも慣れたにおいや感触で落ち着くかもしれません。 赤ちゃんの体がしっかりしてきたら、向かい合わせに抱いたり膝の上に乗せたりして、赤ちゃんが心地よく感じる体勢を見つけてあげると良いでしょう。
赤ちゃんは月齢が上がると、縦抱きや立ったまま抱っこされることを好むことがあります。 目線が高くなり、ゆらゆらと揺れる感覚が心地よいためです。
しかし長時間腕の力だけで立ったまま抱くと、肩や腰に負担がかかりやすくなります。 特に寝かしつけなどで体勢を変えにくい場合は痛みや疲れにつながることもあります。
抱っこが長くなりそうなときは、少し抱き上げるのを我慢して、外出用の抱っこ紐を家の中で使うのも一つの方法です。 腰ベルト付きの抱っこ紐は赤ちゃんの体重を肩と腰に分散できるため、長時間の抱っこでも負担が少なくおすすめです。
赤ちゃんの抱き方は、成長に合わせて変わっていきます。 赤ちゃんとの大切なコミュニケーションである抱っこを長く楽しめるよう、ここで紹介した工夫やアイテムを参考にして、ご自身に合った抱き方を見つけてみてください。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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