イヤイヤ期は2歳前後に見られる「第一次反抗期」とも呼ばれる時期で、子どもが何でも「イヤ」と言ったり、自分でやりたがったりする特徴があります。 これまでは親に世話されていた子どもが、自分の気持ちや考えを少しずつ主張するようになる、自立への第一歩だと考えられています。
着替えや食事の場面で自己主張が強くなったり、気に入らないと癇癪を起こしたりすることもあり、親御さんは戸惑いや疲れを感じるかもしれません。 しかし、イヤイヤ期は必ず終わる時期です。
成長に必要な時期だと理解し、周囲の協力を得ながら無理のない対応を心がけることが大切です。
イヤイヤ期の子どもは、自分の思い通りにならないと強く反応することがあります。 これは「自分で決めたい」「親の指示は受けたくない」という自我の表れだといえるでしょう。
すべての要求を叶えるのは難しいですが、親が事前にいくつか選択肢を用意し、子どもに選ばせる方法は効果的です。
たとえば、今日着る服や公園から帰る時間など、親が許容できる範囲で決めさせるのです。 子どもにとって「自分で選んだ」という経験は、自信や達成感につながります。
イヤイヤ期の自己主張や要求に対しては、できるかどうかにかかわらず、まずは気持ちを受け止めることが大切です。 「そうだね」「◯◯はイヤだよね」など、子どもの気持ちを代弁して一旦肯定することで、信頼関係を築く助けになります。
気持ちを受け止めた上で、できない理由を説明したり、約束を守れたときにはしっかり褒めることも効果的です。 また、危険なことや他人に迷惑をかける行動以外は、ある程度子どもに任せる柔軟さも大切です。
さらに、抱っこなどのスキンシップは、ヒートアップした子どもを落ち着かせ、お互いが冷静になるきっかけにもなります。
手強いイヤイヤ期も、まず子どもの気持ちを受け止めることが、成長や自立につながる大切なポイントです。 長く続くイヤイヤ期に疲れてしまわないよう、今回ご紹介した対応の工夫を参考にしてみてください。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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