【後編】父が受けたDNA鑑定

鑑定ミスの判明とカリンの独立した結論

数日後、ヒイラギが家に帰宅し、依頼した業者から鑑定結果がミスで、カリンのサンプルが別人と入れ替わっていたと連絡があったことを明かす。

カリンはすでに自身で依頼した鑑定結果（親子関係が成立）を突きつけ、ミスの事実を証明する。ヒイラギは安堵するが、カリンは血縁関係が証明されたとしても、ヒイラギと「これからも一緒にいたいのか」と自問し、アヤに自分の決断を伝える。

アヤはカリンと顔を合わせたにも関わらず謝罪しないヒイラギに失望し、離婚の意思を告げる。

アヤは、「私への罵倒はいいが、カリンまで酷いことを言うのは許せない」「この子だって被害者だった」と訴え、鑑定結果のおかしな点（同棲期間）に冷静になれなかったヒイラギを非難。

アヤは「新しい彼女と仲良くやって」と突き放し、ヒイラギだけが家を出て行き、二人は離婚した。

離婚後、アヤは意外にも元気にすぐに就職先を見つけ、カリンを安心させる。

アヤはカリンから父親を奪ったことだけが心残りだと話すが、カリンはアヤを悪くないと慰める。

カリンは、鑑定結果を通して、血縁よりもアヤと支え合って生きていくことを望んでいると確認。

母娘二人は「これから二人で支え合って生きていこう」と絆を再確認し、前向きな新しい生活を始める。

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（おやこのへや編集部編集部）