イラスト:エトラちゃんは見た!
病院に駆けつけたユズリハは、タチバナが大怪我を負い、入院していることに衝撃を受ける。
タチバナは喧嘩した朝に財布を忘れた状態で出勤し、居眠り運転のトラックに轢かれ、意識不明で緊急搬送されていたことを明かす。
タチバナは、意識不明だったため身分証がなく、過去のカルテにあった実家の連絡先に病院から連絡が入ったと説明。
そこで、ユズリハは「お母さんは3日前から事故を知っていたのに、なぜ私に連絡しなかったのか」と問い詰める。
さらにタチバナは、意識がない間に「帰りたくない、お前の顔を見るのはうんざりだ」というメッセージが義両親によって送られていた事実を暴露する。
病室に現れた義両親は「私達と絶縁を宣言したのはユズリハ」「緊急事態に気に入らない嫁の顔を見たくなかった」と身勝手な言い訳をする。
義母のアザミは「あなたの知性と品のないところが息子に釣り合わない」とユズリハを罵倒。
ついに限界に達したタチバナは「あんたはもう二度と会わねえ。今すぐ消えろ!」と激怒し、ユズリハを攻撃する義両親と絶縁を宣言する。
義両親は必死に謝罪し絶縁は免れたものの、タチバナは怒りが収まらず今後はよほどの緊急時を除いて連絡しないと宣言。
義両親は「老後は稼ぎのいいあいつに面倒を見てもらおうと思ってたのに」と嘆く。
数ヶ月後、退院したタチバナとユズリハは心機一転引っ越しをし新しい生活を始める。
タチバナは後遺症なく回復し仕事に復帰する。
事故後、タチバナは「当分終わったら片付け」と細かなところに気を付ける努力をするようになった。
彼の誠実な姿勢にユズリハは素直に喜ぶ。
ユズリハはタチバナが靴下を脱ぎっぱなしにするのを見ても「しょうがないか」と許せるようになっていた。
この一連の経験を通じて、夫婦はすべてが悪かったわけではなくお互いに少しだけ良い方向に変われたと実感する。
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