「なんでだろう?」が止まらない!おやこでハマる秋の科学あそび

「なんでだろう?」が止まらない!おやこでハマる秋の科学あそび
現代は情報が溢れかえっており、すぐに結論にたどり着いたり、結果を急いでしまいがち。そんな中、おやこで楽しむ科学遊びを通じて、子どもたちが好奇心を持ち、自分の力で答えにたどり着けたら素晴らしいと思いませんか? きっと、理科の楽しさに気付くきっかけになるでしょう。 お家でできる簡単な科学遊びを紹介しますので、ぜひおやこでぜひチャレンジしてみてくださいね。
目次

おうちで科学遊びをするメリット

おうちで科学あそびをすることには多くのメリットがあります。

家庭は子どもにとって最初の学びの場であり、自分のペースで科学について学ぶ楽しさを実感することができます。 また、一緒に実験や観察を行うことで、おやこのコミュニケーションが増え、絆が深まるのです。

「絆」という言葉は少し抽象的ですが、科学あそびを通して「子どもが何を理解しているか」「どこまでできるか」をおやこで共有できます。

トライ&エラーを重ねながら挑戦する過程で「できた!」「もう一回やってみよう!」という経験を共有でき、信頼関係も自然と育っていきます。

自由な発想が、学びの第一歩に

科学あそびでは、自由な発想や創造力を思いきり活かすことができます。 子ども自身が「なんでだろう?」と興味を持ち、試行錯誤する過程こそが、何より大切な学びです。

秋は自然が豊かで、植物や動物の変化を観察する絶好の季節。 身近な秋の自然を取り入れた科学あそびを通して、子どもたちは自然への理解や関心も深めていくことができるでしょう。

簡単科学遊び5選

落ち葉の観察

秋になると、色とりどりの落ち葉が地面を彩ります。 おやこで散歩に出かけ、さまざまな種類の落ち葉を集めて観察しましょう。

葉の形や色、質感を比べたり、葉脈を観察したりすることで、植物の構造について学ぶことができます。

また、葉っぱの上にコピー用紙を置き、クーピーや色鉛筆を少し寝かせながらこすると葉っぱの形と葉脈が浮き上がります。秋のアートとして楽しむのもおすすめです。

秋の自然物で色水遊び

秋の葉っぱや野菜を使って、自然の色を楽しんでみましょう。

道に落ちているお花や葉っぱを、100均などで手に入るすり鉢とすりこ木でしっかりとすりつぶします。 色が出てきたら、茶こしを使ってこし、きれいな色水を取り出します。

透明な入れ物に色水を入れて、色の違いを楽しんだり、色を混ぜたりして、遊ぶこともできます。 さらに、クエン酸や重曹を加えることで、色の変化を観察する実験を楽しむこともできます。

秋の自然の美しさや色の不思議を体験してみてください。

風の力を利用した風車作り

紙やストローを使って簡単な風車を作り、実際に外で回してみましょう。 風を受けて回る様子から、物が動く仕組みやエネルギーの働きに興味をもつきっかけになります。

種の観察

秋は多くの植物が種を落とす季節です。 さまざまな種を集めて、その形や大きさを観察しましょう。

くるくる回る「かえでの種」など、飛び方の違いを比べるのも面白いです。 おやこで飛ばして遊ぶのも楽しいですよ。

それぞれの植物の種の特徴を学ぶことができるので、ぜひ公園で探してみてください。

天気観察と気象実験

秋の天気は変わりやすいと言われています。そして、空が高く見え、青空を広く観察するのに良い時期です。

気温や湿度を測定する簡単な実験を行ったり、雲の形を観察してみたりしましょう。 おやこで気象についての興味や理解を深めることができます。

最後に

秋はおやこで科学遊びをするのにおすすの季節です。 自然の変化を感じながら、楽しい実験や観察を通じて「なんでだろう?不思議!もっと知りたい!」といった子どもの気持ちを育てることに繋がります。

科学あそびは、遊びながら学べる最高の時間。 おやこで楽しみながら、家庭の中に“学びの種”をたくさんまいてみてくださいね。

監修/ライター:オオイシ(幼稚園教諭二種・保育士)

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