慣れない長時間のフライトや食事、時差など、子どもは海外旅行中に体調を崩す可能性があると想定して臨むのが良いでしょう。 あれもこれもと予定を詰め込みすぎず、ホテルでのんびり過ごす日を設けるなど、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。
また、豪華なホテルや非日常的な環境に普段は慎重な子どもでも興奮してしまい、ホテルの備品を壊したり、一人で外へ出てしまったりするケースもあるようです。 旅行前から気を引き締め、子どもにもルールを再確認させるなど、気持ちの準備をしておくことが成功への鍵になります。
飛行機に乗り慣れていない子どもの場合、長時間のフライト自体が体調不良の原因になることがあります。 初めての海外旅行であれば、グアム(約3時間)やアジアリゾート(約6時間以内)など、比較的フライト時間が短い場所がおすすめです。
また、万が一現地で体調を崩した場合に備え、現地の医療体制についても事前に確認しておきましょう。 グアムやハワイなど、日本語が通じる病院が多い地域は安心感があります。
ただし、海外の医療費は高額になることが予想されるため、24時間日本語対応のサービスが付帯した海外旅行保険には必ず加入しておくことが大切です。
海外旅行に必須のパスポートは、0歳の赤ちゃんでも必要です。 取得に最低1週間はかかるため、余裕をもって家族全員分の申請を済ませましょう。
また、現地での両替の手間を省くため、少額でも事前に現地通貨に両替しておくなど、日本でできる準備は全て済ませておくことが成功の秘訣だとされています。
さらに、小さい子どもの離乳食はもちろん、大きい子どもでも、慣れない香辛料や米の種類が違うことで現地の食事が嫌いになってしまうことがあります。 カップ麺やふりかけなど、インスタントの日本食を必ず持参しておくと安心です。
ただし、国によっては肉製品の持ち込みが禁止されている場合があるため、事前に確認が必要です。
子連れでの海外旅行は大人だけの旅行とは異なり、事前の注意深い準備が大切です。 治安が良いことに加え、病気が流行していないかなども確認し、余裕を持ったスケジュールで家族旅行を存分に楽しんでください。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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