赤ちゃんの肌は大人の約半分の厚さしかなく、乾燥しやすく、バリア機能も未熟です。 そのため、ホコリや紫外線、よだれなどの様々な刺激の影響を受けやすい状態にあります。
デリケートな肌のバリア機能を保つには、スキンケアによるサポートが不可欠です。 保湿を継続することで、乾燥を防ぎ、細菌の侵入を防ぎます。
また、新生児期からの保湿ケアはアトピー性皮膚炎の発症リスクを低くするという研究結果もあり、早期のケアが重要です。
赤ちゃんのスキンケアには、洗浄料と保湿剤の両方を用意しておくと良いでしょう。
ボディシャンプーとヘアシャンプーを用意しましょう。 頭皮には皮脂腺が多く汚れが溜まりやすいため、ヘアシャンプーでしっかりと洗い流すことが大切です。
どちらも、肌にやさしい低刺激の泡タイプの洗浄料が使いやすくおすすめです。
保湿剤には、ローション、クリーム、乳液、ワセリンなど様々な種類があります。 赤ちゃんの肌に合うものをいくつか試して選ぶと良いでしょう。
例えば、夏はさっぱりとしたローション、冬はしっとりしたクリームや乳液など、季節や肌の状態に合わせて種類を使い分ける方法も効果的です。
洗う際は、スポンジやガーゼは使わず、手のひらと指の腹で優しく丁寧に洗うのが基本です。 首や股の間、耳の後ろ、指の間などは洗い忘れやすいので注意しましょう。
すすぎ残しは肌トラブルの原因となるため、弱めのシャワーで泡が残らないようしっかりと洗い流し、柔らかいタオルで水分を拭き取ってください。
保湿剤を塗る回数は、1日に2~3回程度、着替えやお風呂上がりなど、生活スタイルに合わせて塗るのが良いでしょう。
保湿したい箇所に保湿剤を少量ずつ点在させ、手のひらをすべらせるように円を描きながら広げて塗っていきます。 首や耳、脇、手首、膝の裏など、塗り忘れやすい部分にもしっかりと塗布し、肌がしっとりするくらいを目安にしましょう。
大人よりも皮膚が薄くデリケートな赤ちゃんの肌には、正しいスキンケアを継続して行うことが健やかな成長のためにとても大切です。
スキンケアの方法に迷った際は、こちらの内容を参考に日々のケアを続けてくださいね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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