おむつ替えで横になるのを嫌がるのは、身体が自由に動かせるようになり、遊びたい気持ちが勝っているからです。 「せっかく立って動けるのに、どうして寝転ばなきゃいけないの!」という自立心や、目新しいものへの強い好奇心から、おむつ替えの時間を「邪魔だ」と感じているのです。
特に遊びに集中しているときに声をかけられるのは、大人でも嫌ですよね。 汚れた時以外は、立ったままさっとパンツ式のおむつに替えるなど「とりあえず済ませる」くらいの気持ちで臨むことも大切です。
お尻は夜のお風呂で丁寧に洗えば大丈夫、と少し肩の力を抜きましょう。
子どもがひどく嫌がるときは「うまくいったらラッキー」くらいの気持ちで、いくつかの作戦を試してみましょう。
最も効果的なのは、お気に入りのおもちゃや、ちょっと特別な物、または好きなテレビ番組や動画を見せて気を引く作戦です。 スマホでの動画視聴は抵抗があるかもしれませんが、どうしても困ったときの最終手段として考えてみてください。
また、おむつ替えを楽しみな時間にするために、子どもの好きなキャラクターのおむつに切り替えてみるのもおすすめです。 履くのが楽しみになれば、スムーズに交換させてくれることがあります。
おむつ替えがスムーズにいかないときは、おむつ自体を楽しいアイテムに変身させてみましょう。 メーカーの絵柄を変えるだけでなく、おむつに絵を描いたりシールを貼ったりして、かわいくデコレーションするのも効果的です。
工作が好きな子なら、一緒にオリジナルのおむつを作って「どっちに替える?」と選ばせるのも、子どもの主体性を引き出す良い声かけになります。
また、何をやってもうまくいかないときは「替えるのをあきらめる」という作戦も時には必要です。 緊急性が高くない場合は、子どもの気が向くまで少し待ってみるのも良いでしょう。 その代わり、夜のお風呂で念入りに清潔にしてあげてくださいね。
子育ては、子どもとの知恵比べのような部分があります。 「そうきたか!」と子どもの予想外の行動も楽しみながら、次の一手を考えるやり取りも醍醐味です。
おむつ替えで暴れる時期も、子どもの成長の証だと前向きに捉え、色々な工夫を楽しみながら乗り切っていきましょう。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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