布おむつ育児を始めるには、本体となる「布おむつ」と、それを固定する「おむつカバー」が必要です。
布おむつには、形ができている「成形タイプ」と、折り方でサイズ調整ができる昔ながらの「輪型タイプ」の2種類があります。 輪型タイプは乾きやすく、畳み方を変えれば長期間使えるのが魅力です。
カバーは、成長に合わせてテープタイプ(新生児〜)とパンツタイプ(ハイハイ頃〜)を使い分けましょう。
また、忘れてはいけないのが、汚れたおむつを一時的に浸け置きするための「蓋つき洗濯用バケツ」です。 使用済みの布は、匂いや変色を防ぐため、必ず水に浸けておく必要があります。
カバーは2〜3枚、布おむつ本体は20枚程度を目安に用意しましょう。
布おむつは手間はかかりますが、それ以上の大きな魅力があります。
まず、紙おむつよりも「濡れた感覚」を強く感じるため、赤ちゃんがおしっこやうんちを不快に感じてすぐに教えてくれるようになります。 その結果、おむつ外しがスムーズに進みやすいと言われています。
また、こまめに交換する必要があるため、自然と赤ちゃんとのコミュニケーションが増えるのも大きなメリットです。おむつ替えのたびに声をかけたり肌に触れたりすることは、おやこの絆を深める良い機会となります。
繰り返し使えるため経済的で、ゴミが出ないエコな育児ができる点も嬉しいポイントです。
デメリットはやはり洗濯の手間がかかることです。 新生児の頃は1日の排泄回数が多いため、どうしても洗濯の回数は増えてしまいます。 特に冬場や雨の日は乾きにくく、干すスペースも必要になります。
また、外出時には使用済みのおむつを持ち帰る必要があるため、荷物が多くなりがちです。
特に月齢の低い時期の外出は荷物が増えるため「外出時は紙おむつ」と使い分けるなど、ご自身の負担が軽くなる方法を取り入れてみましょう。
布おむつは手間がかかるものの、経済的で肌に優しく、おむつ外しにも良い影響があるなどメリットもたくさんあります。
どちらのおむつが良いかは、ご家庭のライフスタイルによって異なります。 コストや手間、環境への配慮などを踏まえて、ご自身に合った無理のない選択をしてくださいね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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