チャイルドシートは、法律により6歳未満のお子さまの着用が義務付けられています。
事故の際、チャイルドシートを正しく使用していれば、使っていない場合と比べて致死率が大幅に低くなるというデータがあります。 そのため、お子さまの命を守るために必ず退院時から使用しましょう。
また、法令上の義務は6歳未満までですが、車のシートベルトは身長140cm以上の大人向けに作られています。 そのため、身長が140cmに達する11歳頃まではジュニアシートなどの使用が推奨されています。
チャイルドシートは、お子さまの成長に合わせて主に3つのタイプに分けられます。
ベビーシート(新生児〜): 首の座っていない赤ちゃんを安全に乗せられます。 持ち運びできるタイプも便利です。
チャイルド&ジュニアシート(1歳〜11歳頃): 幼児期から学童期まで長く使えるため、買い替えを減らしたい方におすすめです。
ジュニアシート(3歳頃〜): 背もたれがないタイプなどコンパクトで軽量なため、車の乗せ換えが多いご家庭に便利です。
選ぶ際は、「機能」と「取り付け方」の2点を確認しましょう。
機能面では、シートが360度回転するタイプがおすすめです。 狭い車内でも乗せ降ろしが非常に楽になります。
取り付け方には、シートベルトで固定するタイプと、車体の金具に直接つなげる「ISOFIX(アイソフィックス)」があります。 ISOFIXは誰でも簡単・確実に固定できるのが特徴です。 ご自宅の車が2012年以降の製造ならISOFIXに対応している可能性が高いため、対応製品を選ぶと安全に取り付けられますよ。
チャイルドシートは種類が豊富ですが、まずは「いつからいつまで使うか」で絞り込むと選びやすくなります。
購入の際は、国の安全基準を満たしていることを示す「Eマーク」が付いているか必ず確認しましょう。 何よりも大切なのは、正しく固定して使用することです。 ルールを守って、お子さまの安全をしっかりと守ってあげてくださいね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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