救世主アイテム!乳児用液体ミルクと粉ミルクの賢い使い分けガイド

救世主アイテム!乳児用液体ミルクと粉ミルクの賢い使い分けガイド
日本でも育児の強力なサポーターとして定着しつつある「乳児用液体ミルク」。 「便利そうだけど、粉ミルクと何が違うの?」「どんなときに使うといいの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。 この記事では、液体ミルクの特徴と、育児の負担を減らす便利な活用法をご紹介します。
目次

液体ミルクとは?製造・利用の経緯と主な特徴

乳児用液体ミルクが国内で注目されるようになったきっかけは、2016年の熊本地震です。 支援物資として海外から届いたことが、国内での製品化への大きな後押しとなりました。

液体ミルクの最大の特徴は、すでに調乳が完了している点です。 お湯に溶かす手間や、赤ちゃんが飲める温度まで冷ます時間は一切必要なく、常温でそのまますぐに与えられます。 また、粉ミルクとほぼ同等の栄養成分を含んでおり、生後0ヶ月の新生児から安心して飲ませることができます。

粉ミルクとの決定的な違いは「手軽さ」と「スピード」

粉ミルクは衛生面から70℃以上の熱湯で溶き、人肌まで冷ます必要があるため、授乳までに平均10分程度の時間が必要です。 一方、液体ミルクは哺乳瓶に移し替えるだけなので、約10秒で授乳をスタートできます。 このスピード感は、赤ちゃんを待たせない大きなメリットです。

ただし、価格は液体ミルクの方が割高になる傾向があります。 また、粉ミルクの保存期間は約1年半と長いですが、液体ミルクは開封したらすぐに与え、飲み残しは必ず処分する必要があることも覚えておきましょう。

活用シーン別!液体ミルクが便利なとき

液体ミルクは、特に以下のような場面で非常に便利です。

夜間の授乳:夜中にすぐに調乳できるため、ママやパパの体力・気力の負担を大幅に軽減し、夜泣き対策にも役立ちます。

外出時:重い荷物や、お湯の調達の心配がなくなり、赤ちゃん連れのお出かけがぐっと楽になります。

災害への備蓄に:水が貴重になる避難生活では、衛生的にミルクを作るのが困難です。 紙パックやスチール缶入りの液体ミルクを備蓄することで、もしものときの安心につながります。 初めて使う際は、お子さんのアレルギー反応を確認してから利用してくださいね。

おわりに

乳児用液体ミルクは調乳済みという手軽さから、ミルク作りに慣れていないご家族やご友人に授乳をお願いするときにも便利です。 便利なアイテムを上手に取り入れることで、お母様の負担を少しでも軽くすることが育児においてはとても大切です。

新しいアイテムを活用して、ゆとりある育児につなげていきましょう。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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