子どもとハムスターと暮らす!獣医が教える飼育環境と注意点

子どもとハムスターと暮らす!獣医が教える飼育環境と注意点
お子さんがハムスターを飼いたいと言ったら、正しい飼い方を学ぶことが大切です。 小さな命を大切にし、子どもが責任を持ってお世話できるよう、獣医の視点から準備と注意すべき点を紹介します。
目次

ハムスターが快適に過ごせる飼育環境の整え方

ハムスターの飼育には、まずケージ、回し車、エサ入れ、給水ボトルを用意しましょう。 ハムスターは運動量が多く縄張り意識が強いため、ケージはストレスをかけないよう、なるべく大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。

ケージの種類は、よじ登って落下する危険がある金網タイプは避けましょう。 また、回し車は運動不足とストレス解消に欠かせないため、必ず設置しましょう。

飼育時の重要ポイント!温度と湿度に気を配る

ハムスターは砂漠出身ですが、極端な寒暖差や湿度が苦手です。

そのため、室内の温度を20~26℃、湿度を40~60%に保つよう注意が必要です。 特に冬場に温度が5℃を下回ると、命に関わる冬眠をしてしまう危険性があるため、エアコンや専用ヒーターで温度管理を徹底してください。

お子さんがお世話をする際の約束事と危険な食べ物

ハムスターを家に迎えたら、最初の3日間は触らずそっとしておき、環境に慣れさせてあげることが大切です。 スキンシップは、ハムスターが慣れてから優しく声をかけ、ケージ越しにエサを手渡しすることから始めましょう。

また、噛みつく可能性があるため、最初のうちは必ず大人が付き添い、床に座らせて低い位置で触るようにしてください。

さらに、タマネギやチョコレートなど、人間には問題なくてもハムスターには中毒を引き起こす危険な食べ物があります。 子どもには「決まったエサ以外はあげない」という約束をすることが重要です。

おわりに

ハムスターとの暮らしは、子どもにとって小さな命を大切にする良い機会となります。 今回紹介した飼い方の基本を参考に、お子さんと一緒にハムスターとの生活を安全に、そして楽しく始めてみてください。

(おやこのへや編集部)

line
監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

おやこのへや編集部さんの記事一覧をみる
執筆者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

おやこのへや編集部さんの記事一覧をみる

おすすめ記事

「子どもとの暮らし」人気ランキング

うちの子の年齢別情報

おやこの毎日に
役立つ情報をお届けします

facebook instagram