バスで…「妊婦とか関係ない!」優先席を奪う男。だが後日⇒「夫です」紹介された人物に「嘘でしょ…」

バスで…「妊婦とか関係ない!」優先席を奪う男。だが後日⇒「夫です」紹介された人物に「嘘でしょ…」
みなさんは普段どのくらい公共交通機関を利用しますか。 今回は『公共交通機関で起きた衝撃的なエピソード』を紹介します。
目次

気まずすぎる再会

妊娠中で育休に入る直前のころのお話です。 当時私は毎朝30分バス通勤をしており、大きなお腹を抱えて立っているのは辛いため、座れるようにいつも早めに並んでいました。

しかしその日は上の子の送迎に時間がかかってしまい、バス停に着くのが遅れてしまったのです。 なんとかバスには乗れましたが、車内は満席。 立っていると、しばらくして優先席に座っていた男性が私に気づき「どうぞ」と席を譲ってくださいました。

「ありがとうございます」とお礼を言って座ろうとした、そのときです。

近くに立っていた見知らぬ男性が、突然「おい!俺のほうが先に並んでたんだ!なんで俺に譲らないんだ!」と割り込んできました。

あまりの剣幕に私が「す、すみません、妊婦なもので……」と事情を説明しても、男性は「妊婦とか関係ねえよ! そこは俺が座るはずだったんだ!」と聞く耳を持ちません。

見かねた周りの乗客の方々が「妊婦さんに文句を言うのはおかしいですよ」「譲ってあげなさいよ」と口々に注意してくれましたが、男性は舌打ちをすると、なんとそのまま無理やり優先席に座り込んでしまったのです。

結局、私は親切な他の方に別の席を譲っていただき事なきを得ましたが、ふてぶてしく優先席に居座るその男性の姿に車内は最悪の空気でした。

ところが後日、上の子のお友だちの家にお邪魔したときのことです。 玄関先に出てきた男性を見て、言葉を失いました。

「あ、こちら夫です」

友人に紹介されたその男性は、なんとバスで「妊婦とか関係ない!」と怒鳴り散らしていた、あの男性だったのです。

男性は私に気づくと、「あっ…」と顔面蒼白になり、気まずくなったのかそそくさと家を出ていきました。 それ以来、バスでもお友だちの家でも顔を合わせることはなくなりました。

(女性/31歳/会社員)

狭すぎる世間、だからこそ…

毎日何気なく利用する公共交通機関ですが、生活圏内は意外と「世間」が狭いものですね。 いつ誰と再会しても恥ずかしくないように、日頃から誰に対しても思いやりを持った行動を心がけたいものです。

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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