子どもの映画館デビューはいつ？失敗しない準備と座席の選び方

映画館デビューの最適な時期とマナー

映画館デビューの時期に決まりはありませんが、一般的に3～4歳頃が一つの目安です。この頃になると、暗さや大きな音に驚くことが減り、「静かにする」という約束を守れたり、約1時間半のあいだ椅子に座っていられたりと、集中力がついてくるからです。

【お家でリハーサル】

映画デビューの前に、自宅でDVDを見ながら「長時間座る練習」をしてみましょう。

最初は短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていきます。慣れてきたら、部屋を暗くして見る練習をしておくと、当日暗くなっても驚いて泣き出すのを防げます。

子どもとの外出は想定以上に時間がかかるものです。時間に余裕を持って出発しましょう。到着がギリギリになると、子ども用クッション（底上げ座布団）のレンタルができなかったり、飲食物を買う時間がなくなったりするリスクがあります。

また、映画が始まる前には必ずトイレを済ませましょう。上映中の水分補給は飲みすぎによるトイレの回数が増えないよう、適度に行うのがポイントです。

子どもが途中で飽きたり、トイレに行きたくなったりした際、すぐに席を立てる場所を確保するのが鉄則です。

通路側の席：人の前を通らずにサッと移動できるため、周囲への迷惑を最小限に抑えられます。

中央エリア：後方すぎると暗い階段の昇降が大変で、前方すぎると首が疲れて見えにくくなります。

つまり「中央エリア」かつ「出入口に近い通路側」が、ベストポジションです。

お子さまの映画館デビューは、事前準備をしっかり行うことで、おやこで楽しい時間を過ごすことができます。お子さまの性格や成長に合わせて、無理のないタイミングで、ぜひ映画鑑賞を楽しんでくださいね。

（おやこのへや編集部）