満員電車で…空いた優先席を荷物で塞ぐ女性。周囲がドン引きした直後⇒女性が【席を死守した理由】に涙…

強引に席を確保した理由

私が妊娠中、電車通勤をしていたときのお話です。

マタニティマークをつけて通勤していましたが、優先席であっても、なかなか席を譲ってもらえることはありませんでした。 ボックスシートということもあり、皆さんスマホを見ていて、満員電車であることにも気づきにくいのかもしれません。

もちろん「譲ってもらって当たり前」とは思っていませんが、大きなお腹での通勤は正直しんどく「譲ってもらえると助かるなぁ」というのが本音でした。

ある日の帰りの電車内、いつものように優先席の前に立っていると、席が一つ空きました。 すぐに近くにいた男性が座ろうと動きましたが、その瞬間、隣に座っていたお姉さんがサッと空いた席に荷物を置いたのです。

一瞬の出来事に、座ろうとした男性はすごく不満そうな顔をしていました。 私も遠巻きに見ていて「なかなか攻めたことをするなぁ、そんなに荷物を置きたかったのかな」と、少しヒヤッとしていました。

するとそのお姉さんは、私の方を見てこう声をかけてくれたのです。

「妊婦さんですよね？ここ、座ってください」

女性はただ荷物を置きたかったわけではなく、男性に取られる前に、私のためにとっさに席を確保してくれていたのです。 理由を聞いた男性も「すみません、どうぞ」とその場を譲ってくれました。

誤解されるかもしれない状況で勇気を出して動いてくれたお姉さん。 その優しさと行動力に、心から感動しました。

（女性/35歳/会社員）

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。