4歳の睡眠時間はどのくらい?お昼寝は?4歳の睡眠の特徴や寝かしつけのコツを紹介

4歳の睡眠時間はどのくらい?お昼寝は?4歳の睡眠の特徴や寝かしつけのコツを紹介
4歳の子どもの睡眠について、アンケートを基に解説!々に昼寝もなくなっていき、睡眠時間にも変化が起きてくる4歳児。大人の睡眠時間は8時間〜9時間ですが、子どもはそれでは短いのでしょうか。最適な睡眠時間や寝かしつけのコツも併せてご紹介します。
目次

4歳の子どもの睡眠について、よその子はどうなんだろう…と気になることはありませんか?
どのくらい寝るのか、お昼寝はどうしているのか…挙げればキリがない睡眠の悩みについて、先輩ママ・パパのアンケートを基に、睡眠の特徴や寝かしつけのコツをご紹介します。

4歳の理想の睡眠時間は?

2015年に米国国立睡眠財団が発表したデータでは、4歳(3~5歳)の子どもにとって理想的な睡眠時間は、お昼寝も含めて10〜13時間を推奨しています。

成長するに従って睡眠時間は短くなり、昼寝などは取らずにまとめて寝るようになっていきます。4歳では、だんだんとお昼寝が必要なくなってきて、昼寝を嫌がるようになる子もいる時期。
無理に昼寝をさせすぎても、夜の寝つきが悪くなったり睡眠の質が下がる恐れもあるため、その子に合わせた生活習慣を意識してあげましょう。

参照:子どもの眠りの問題に気づく 教えてドクター!子どもの睡眠 5つの質問

4歳の睡眠時間に関するアンケート結果

実際のところ、子どもはどのくらい寝ているのでしょうか?4歳の子どもの睡眠について、小学生以上の子どもがいる先輩ママ・パパにアンケートを取ってみました!

4歳児の1日の睡眠時間は?

アンケートによると、4歳の子どもの睡眠時間で一番多かったのは10時間で、アンケート全体の24.2%を占めていました!次に多かったのが9時間で19.7%と、およそ半数の子どもたちがある程度理想的な睡眠時間で過ごしているようです。

4歳児の寝る時間は何時?


4歳の子どもが寝る時間は、21時台が一番多く、36.4%と全体の約4割を占める結果に!次点の20時台の31.8%と合わせると、7割近くの子どもたちが20〜21時台に布団に入るようです。

平日は保育園や幼稚園から帰ってきて、お風呂やご飯をバタバタ済ませるうちにあっという間に時間が来てしまうというおうちも多いのではないでしょうか?

起きる時間は何時?

起きる時間は7時台が43.9%と一番多い結果となりました!20〜21時台に就寝すると、自然とその時間に目覚める子どもが多いのかもしれません。7.6%と割合は少なめですが、5時台に起床するという早起きな子も!

4歳児のお昼寝の時間はどのくらい?


アンケート結果で一番多かったのは、「お昼寝はしない」で24.2%となりました!4歳の年頃になってくると、段々と昼寝をしなくても一日活動できるようになってくるようです。

お昼寝をする場合、1時間〜1時間半という子どもが21.2%でした。4歳の子どもはその子によって一日の過ごし方に違いがあるので、成長に合わせて柔軟に変化していく必要がありそうです。

ママパパのお悩み…4歳の睡眠で困っていることは?

毎日の寝かしつけ、それぞれのおうちでさまざまなお悩みがあるのではないでしょうか?

寝かしつけや睡眠に関する悩みで、一番回答が多かったのが「寝かしつけに時間がかかる」で、なんと48.5%!30分で済めばラッキー、長い時には2時間もかかったという声も…。特に忙しい平日は、時間がかかるとママ・パパたちが寝不足に…なんてこともあるのではないでしょうか。

さらに「離れると起きてしまう」というお悩みも30.3%と多いようです。手をつないだりくっついていることで安心して寝れる子どもが多いようですが、子どもが寝てもその場を離れられないジレンマにママ・パパたちの苦悩は絶えません…。

ちなみに編集部スタッフの子どもは4〜5時台に起きてきて、早起きすぎてしんどかったそう(泣)。保育園でのお昼寝が、子どもによってはおうちでの睡眠時間に影響してしまうのかもしれません。

4歳の寝かしつけのコツは?

どのおうちも苦労が絶えない子どもの寝かしつけ。アンケートには、先輩ママ・パパに寝かしつけのコツも聞いてみましたよ。

親もいっしょに寝る、親は寝たふりをする

「親もいっしょに寝る」「親は寝たふりをする」は合わせて86.3%もの票が集まりました!
いっしょに寝てしまえば少し寝つきが悪くてもあまり焦らずにいられますが、とはいえ寝てしまうとやりたいことができない!そんな日には、寝たふりでもOKのよう。寝息が聞こえることで、子どもの寝つきがよくなったという声もありますよ。

部屋の電気を落として、静かな空間を作ってあげればさらにすんなりと子どもが眠ってくれるかも!

毎日決まった時間に寝かせる

毎日決まった時間に寝かせるというママ・パパも多く、40.9%となりました。
人間には「概日リズム」という規則正しい周期的な体内リズムがあり、このリズムに合わせてさまざまなホルモンが分泌されるそうです。同じ時間に寝るということで、「もう寝る時間だ」と子どもに習慣づけられるのに加えて、リズムが整い睡眠の質も上がると言われています。

寝る子は育つと昔から言うように、よい睡眠は日中の活動意欲や集中力にも影響します。決まった時間に寝るよう声をかける習慣をつけるのはおすすめですよ。

気に入った毛布やぬいぐるみを持たせる

子どものお気に入りの毛布やぬいぐるみを持たせるというママ・パパも多いようです。子どもにとってはお守り代わりのようなお気に入りをそばに置くことで、安心感を与えることができるようですね。

絵本の読み聞かせ、子守唄、マッサージやトントンなどのスキンシップ

リラックスできるやさしい子守唄や絵本の読み聞かせは、語りかけられている安心感を子どもに与え、眠りへ導くことができます。先輩ママ・パパも多くの方が取り入れていて、絵本の読み聞かせは22.7%もの回答が!

温もりを伝えるマッサージなどのスキンシップも、安心感を与える意味で同じく効果的です。

***

毎日悩みが尽きない子どもの睡眠。4歳の子どもは昼寝がなくなっていくなど、一日の過ごし方に変化も出てきて、ママ・パパも戸惑うこともあるかもしれません。

しかしそんな変化も子どもの成長の証です。先輩ママ・パパのアドバイスも参考に、よい睡眠リズムへと近づけていきたいですね。

《調査概要》
・調査方法:インターネットによる調査
・調査時期:2023年1月26日~30日
・調査対象:小学生以上の子どもがいるママ
・調査対象者数:187名

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執筆者

栄養士 砂糖さおり

栄養士として保育園や病院で働いた経験を活かしてライターとして活動しています。 保育園で子どもたちとご飯を食べるのが最高の癒しでした♪ 栄養、食材、子育てママ・パパさん向けコラムを中心に執筆中。

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