帰省中…飲み会に行った父が“帰宅せず”。不審に思った直後⇒母「え、病院…？」父が搬送された理由にゾッ…

酔った父の「痛い」教訓

数年前の冬、私と3歳の子どもで実家に帰省していたときの出来事です。

その日は父が地元の友人と飲み会へ出かけており、なかなか帰ってきませんでした。最初は母と「年末年始だし、楽しくて飲みすぎてるんだね」と笑いながら話していたのですが…。

深夜になっても連絡ひとつない状況に、次第に「さすがに遅すぎない？」と場の空気が変わり始めました。「何かあったのかな…」と不審に思い始めた、まさにその直後でした。

突然、母の携帯電話が鳴り響きました。画面には見知らぬ番号で、母が出ると「えっ…病院！？お父さんが搬送された…！？」というなんとも不穏な言葉が…。

慌てて話を聞くと、父がお酒を飲んで転倒して救急車で運ばれたとのこと。私たちはバタバタと準備をし、病院へ駆けつけました。

そこで判明した搬送理由は、あまりにも危険なものでした。

「千鳥足で、ポケットに手を入れたまま凍結した道路を小走りし、派手に転倒した」

通りかかった親切な方が通報してくれたおかげで助かりましたが、もし打ちどころが悪ければと思うとゾッとしました。検査の結果、父は幸い大事には至らず無事でしたが、冬の凍結路面を甘く見てはいけないと痛感しました。

それ以来、父はお酒の飲み方や歩き方には気をつけるようになり、家族全員が「冬道の怖さ」を再認識する良いきっかけになりました。

（女性/33歳/専業主婦）

年末年始、つい気が緩みがちですよね。しかし、飲みすぎは思わぬトラブルを招くことも…。

十分気を付けつつ、家族全員で安全で楽しい年末年始を過ごしたいものです。

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。