3人目を妊娠中、切迫早産と診断されていたときの話です。 夫には「飲み会に行ってもいいけど、この時間には帰ってきてね」とお願いしていました。
しかし、連絡もないまま約束の時間を過ぎ、夫が帰宅したのは深夜でした。 「ただいま」 と悪びれもせず帰ってきた夫。
私は努めて冷静に 「おかえり。遅かったから心配したよ。さすがにこの状況だし、約束通り帰ってきてほしかったな…」 と、かなり下手に出て伝えたつもりでした。
しかし、お酒が入っていた夫は激昂しました。 一度カッとなると自分を抑えられなくなる性格なのです。
興奮して「出て行け!!」と激怒する夫をおさえるすべもなく、私は財布と車と家の鍵だけを持って、逃げるように家を飛び出しました。
それから行く当てもなく、自宅の駐車場で震えていました。 季節的にも寒く、ストレスでお腹も痛み始めたため「もう夫も落ち着いてるだろう…」と玄関へ向かったのですが…。
なんと、ドアには内側からチェーンがかかっていました。 インターホンを押しても返ってくるのは冷酷な一言。
「謝れ」
「お腹が痛いから入れて」と訴えても、結局カギを開けてもらえることはなく…。 その日は車の中で一夜を明かすことになりました。
(女性/27歳/パート)
パートナーに対する“攻撃的なひと言”は、想像以上に相手の心を深く傷つけます。 家族だからこそ、言葉の温度には敏感でいたいもの。
すれ違いが大きなトラブルにならないよう、日頃から丁寧なコミュニケーションを心がけたいですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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