寝かせたまま移動できる!多機能「トラベルシステム」の活用法

寝かせたまま移動できる!多機能「トラベルシステム」の活用法
欧米で定番となっている「トラベルシステム」をご存知ですか? チャイルドシートとベビーカーが一体化し、赤ちゃんを起こさずに移動できる便利なシステムです。 その多岐にわたる機能と、選び方、使う上での注意点を紹介します。
目次

1台5役!赤ちゃんを起こさない多機能システム

「トラベルシステム」とは、チャイルドシート、ベビーカー(対面・背面式)、そして家の中ではキャリー(ベビーシート)、バウンサー、チェアとしても使える、まさに1台5役の多機能な育児アイテムです。

このシステムの最大の利点は、なんといっても「赤ちゃんが眠ったままでスムーズに移動できる」ことでしょう。 通常の移動では、車から降りる際にチャイルドシートからベビーカーへ移す必要があり、その抱き上げのタイミングで赤ちゃんが起きて泣いてしまうことがよくあります。

しかし、トラベルシステムならチャイルドシート(キャリー)部分をそのまま取り外し、ベビーカーに「ドッキング」するだけで移動が完了するため、赤ちゃんの心地よい眠りを妨げることがありません。

また、キャリーをそのまま自宅内へ運び入れてチェアやバウンサーとして使えるため、家事をする際にも赤ちゃんの居場所を確保でき、常に近くで見守れる安心感があります。

トラベルシステムはいつまで使える?期間と注意点

導入を検討する際に気になるのが使用期間です。 トラベルシステムのチャイルドシート(ベビーシート)部分は、ほとんどの商品で適応体重が13kgまで、時期としては「1歳頃まで」の使用が目安となっています。

使える期間が短い点が価格と比較してデメリットに感じられることもありますが、首がすわらず頻繁なケアが必要なデリケートな時期に、移動の負担を大幅に減らせるメリットは非常に大きいと言えます。

一方で、ベースとなるベビーカー本体は、3歳頃(体重15kg以下)まで長く使用できる製品がほとんどです。 チャイルドシート卒業後もベビーカーとして長く活躍してくれるため、購入の際は長く使うことを想定して、フレーム構造がしっかりした商品を選ぶのがポイントです。

おわりに

トラベルシステムは、価格が高めで使用期間が短いという側面もありますが、新生児期からのお出かけを非常にスムーズにしてくれます。 ご家族のライフスタイルに合わせて、トラベルシステムの導入をぜひ前向きに検討してみてください。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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