【元小学校教諭直伝】幼児への「ひらがな」の教え方!焦らず楽しく身につけるコツ

【元小学校教諭直伝】幼児への「ひらがな」の教え方!焦らず楽しく身につけるコツ
小学校入学が近づくと気になるのが「ひらがなの読み書き」ですよね。 「周りの子はもう書けるのに」と焦ってしまうこともあるかもしれません。 今回は、元小学校教諭が教える、子どもが無理なく楽しくひらがなを身につけるための効果的なステップを紹介します。
目次

開始時期は「興味を持ったとき」がベスト

「いつから教えればいいの?」と悩む方も多いですが、実は「早ければ早いほど良い」というわけではありません。 大切なのは、子ども自身が「自分の名前を書きたい」「看板を読んでみたい」と興味を持ったタイミングです。

まだ関心が薄い場合は、無理に教え込むよりも環境づくりが大切です。 絵本の読み聞かせで文字を指でなぞったり、お風呂に「あいうえお表」を貼ったりして、文字に触れる機会を自然に増やしてあげてくださいね。

「あいうえお」順じゃなくてOK!

私たちはつい「あ」から教えようとしがちですが、実は「あ」は曲線や交差があり、幼児には難易度が高い文字です。 最初につまずいて「ひらがなは難しい」と感じさせないよう、簡単な文字から教えるのが上達の近道です。

「へ」「く」「し」「り」など、一筆で書ける文字や形がシンプルな文字から始めてみましょう。 「書けた!」という成功体験を積み重ねることで自信がつき、「もっと書きたい!」という意欲が自然と湧いてきますよ。

「リズム」と「空書き」で遊び感覚に

オノマトペでリズムよく 書き順を「イチ、ニ」と数えるのではなく、「スー、トン」「くるん」など、動きに合わせた言葉(オノマトペ)を唱えながら書いてみましょう。 リズムに乗ることで、形や筆圧の感覚がつかみやすくなります。

おやこで「空書き」ゲーム

紙に書く前に、人差し指を使って空中に大きく文字を書く「空書き」をしてみましょう。 「よこ、よこ、たて、ぐるん(ま)」などと声を出しながら、おやこで一緒に指を動かせば、ゲーム感覚で楽しく書き順を確認できます。

おわりに

読み書きができるようになると、子どもは自分で本を読み、知識を広げる喜びを知ります。 パパやママと一緒に楽しく練習した時間は、子どもの学習意欲を支える大きな安心感につながりますよ。 ぜひ焦らず、遊びの延長で始めてみてくださいね。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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