私の子どもが小学6年生のときの出来事です。 クラスに、ある意味で忘れられない「強烈なお母さん」がいました。
それは、2学期に入ってすぐに行われた保護者会でのことです。 学校側からの説明が一通り終わり、質疑応答の時間になったときでした。 私の隣に座っていたそのお母さんがスッと立ち上がり、教室中に響き渡るような大きな声で担任の先生を指名したのです。
そして放った第一声は、耳を疑うようなものでした。
「うちの子の身長が伸びなくなりました。給食当番がわざと給食の量を減らしていませんか?」
あまりに突拍子のない質問に、先生も明らかに慌てながら「そんなことは決してありませんよ」と否定しました。 しかし、お母さんの勢いは止まりません。
「うちは中学受験を控えているんです。大事な冬に備えて、学校でもしっかり栄養を取らせていただきたい!」
「そもそも、子どもによる給食の運搬は食中毒の心配があります。これからは先生方がやってください!」
周囲の保護者はあまりの剣幕にあっけにとられ、開いた口が塞がらない状態でした。 それでもお構いなしに、そのお母さんは矢継ぎ早に持論をぶちまけ続けたのです。 先生や他の保護者がなんとかなだめようとしましたが収拾がつかず、結局、PTA役員の方と校長室で別途話し合いが行われる事態にまで発展してしまいました。
その後、冬休みに入る前にそのおやこは隣の学区の小学校へ転校していきました。 噂によると、給食についての意見に納得のいく回答がもらえず、転校を決めたのだそうです。
(男性/44歳/会社員)
「子どものため」を思うあまり、周りが見えなくなってしまう…。 親なら誰しも、そんな瞬間があるのかもしれません。
ですが、社会にはそれぞれの事情があるもの。 感情的になりそうなときこそ深呼吸をして、客観的な視点を思い出したいですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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