これは私が、3人目の子どもを妊娠していたときの話です。
当時の夫は、車が好きでとにかく見栄を張りたがる人でした。 自分の給与に見合わない買い物を繰り返すため、家計はいつも火の車。 私は食費を月3万円に切り詰め、友人と遊ぶ余裕もなく、必死に家庭を守ろうと努力していました。
しかし夫は、基本的に私のことを下に見ているようでした。 特にひどかったのは、私が臨月でお腹が大きい時期のことです。
夜中なのに「飲み会が終わったから来い」と、平気で電話をしてくるんです。 しぶしぶ車で迎えに行っても、待たされるのは当たり前。 ひどいときは夫の友人の送りまでさせられるなど、まるで都合のいいパシリのように扱われていました。
それでも「家族のために働いてくれているのは事実だし…」と自分に言い聞かせ、一生懸命尽くしてきました。 そんな中で迎えた、3人目の出産。事件は夫がお見舞いに来たときに起きました。
病室に一緒にやって来た夫の友人が「3人もすごいな! おめでとう」と声をかけてくれたときのことです。 ふと耳に入ってきた夫の返答に、私は我が耳を疑いました。
「ありがとー!まあ、3人も産ませておけば、浮気もしないし離婚するなんて言い出さないだろ?あはは」
夫は笑いながら、そう言い放ったのです。 私が必死に家庭を守り、命がけで出産したことを「自分から逃げられないようにするための鎖」くらいにしか思っていなかった。 その瞬間、私の中で張り詰めていた糸がプツンと音を立てて切れました。
あの一言が決定打となり、その数ヶ月後に離婚しました。
(女性/43歳/パート)
「家族だから」という理由ですべてを許容する必要はありません。 自分の中で「これ以上は無理」というサインが出たら、それを無視せず立ち止まることも大切です。
「自分を守る」という選択も、大切な家族の形を守るためには必要なことかもしれません。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#7
2024.09.17
【後編】父の病気に気づいたまさかの理由
2025.10.01
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#8
2024.09.17
運動会で…昼食時、保護者がまさかのバーベキュー開始。学校が注意した結果⇒【...
2025.10.03
子どもを守る防災教育~楽しい学びと学校の取り組み~
2024.08.05
運動会で…確保した場所に見知らぬ保護者が“当然の顔”で相席。言葉を失った直...
2025.10.01
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#9
2024.09.17
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#10
2024.09.17
『ガチャガチャ』深夜の自宅で聞こえた“奇妙な物音”に違和感…直後⇒予想外の...
2025.09.01
『ガチャガチャ』深夜の自宅で聞こえた“奇妙な物音”に違和感…直後⇒予想もし...
2024.08.01