娘が持病の激しい発作で苦しんでいたときのことです。 数日間にわたってひどい状態が続き、病院の先生からも「今度来るときは即入院だよ。これ以上、自宅で看るのは無理だからね」と言われていました。
娘はもともと入院を頑なに拒んでいました。 私が仕事をしている昼間、病院で一人きりになるのが寂しくて仕方がなかったからです。 でも、その日の夜はあまりの息苦しさに耐えられなくなったのでしょう。娘が泣きながら、私に訴えてきました。
「ママ、お願い、病院に連れていって。入院する……」
娘のその姿を見て、私は胸が締め付けられる思いで急いで入院の準備を始めました。 すると、そこにいた夫が娘に向かって信じられない言葉を投げつけたのです。
「お前だけ楽する気だろ?入院中はママを独り占めできるもんな。でもさ、一番かわいそうなのは弟なんだからな。ママと離れなきゃいけないんだぞ」
さらに夫は「俺だって、弟の面倒を見るのが大変なんだよ」と自分勝手な不満をぶつけ、家を出ようとする私たちの前に立ちはだかりました。 本人は冗談のつもりで笑いを取ろうとしていたのかもしれませんが、ちっとも面白くありません。
苦しむ子どものことを考えられず、自分の都合ばかり。 挙げ句の果てに、そんなつまらない行動に出る夫の姿を見て、私の中で何かがぷつりと切れました。 これが私にとって離婚の決定打となった出来事です。
(女性/46歳/会社員)
「家族だから」という理由ですべてを許容する必要はありません。 自分の中で「これ以上は無理」というサインが出たら、それを無視せず立ち止まることも大切です。
「自分を守る」という選択も、大切な家族の形を守るためには必要なことかもしれません。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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