義実家を訪問するたびに繰り返される、ごはんの悩みについてのお話です。 私の前に並ぶメニューは、決まって「カレイの煮付け」でした。
私はもともとカレイが苦手で、夫からも「妻はカレイを食べられないから」と何度も伝えてもらっています。 私自身も「せっかく作っていただいたのに申し訳ないのですが、どうしても苦手で…」と義母に直接お伝えしたことがありました。
それなのに、義母はいつも「うちの味付けは特別だから、きっと食べられるわよ」と笑って、毎回必ずカレイを勧めてくるのです。 夫が「だから苦手だって言ってるだろ」と庇ってくれても、義母は「せっかく腕によりをかけて作ったのに…」と今度は悲しそうな顔をします。
結局、その場の空気を壊さないために、私が無理をして少しだけ口にするというやり取りが毎回続いていました。 最初は「世代の違いかな、悪意はなくて善意なんだろうな」と自分に言い聞かせていたのですが…。
ある日、義実家を訪れたときのことです。 何か手伝えることはないかと台所へ向かうと、ちょうど義母がカレイの煮付けを作っているところでした。 「また今日もカレイか…」とモヤモヤしながら様子を見ていると、義母が棚の奥から見慣れない瓶を取り出しました。
他の料理には一切使っていない、その料理のためだけに用意されたような醤油。 それは、瓶にうっすらとほこりが被っているような、いつからそこにあるのか分からない、どす黒い色をした醤油でした。
それが何なのか、怖くて聞くことはできませんでした。 でも、義母のその姿を見て以降、どうしてもカレイの煮付けを一口も食べられなくなってしまいました。
(女性/56歳/主婦)
結婚後、義実家との考え方や価値観の違いに悩んだことがある人も多いのではないでしょうか。 大きなトラブルに発展しないよう、コミュニケーションを取って良好な関係を目指したいものですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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