夫と結婚してから、二人で住む新居に入居するまでの短い期間、義実家で生活することになったときの話です。 私は結婚のあいさつの段階から義母に嫌われており、義母は「顔も合わせたくない」という態度を隠そうともしませんでした。
そのため、私は義実家にいる間、夫が昔使っていた部屋でまるで引きこもりのような生活を余儀なくされました。 食事は義母が部屋のドアの前に置いていくスタイルです。
あいさつを交わす隙もないほどスピーディーに配膳される日常に、私は「今だけだから」と自分に言い聞かせ、ひたすら耐えていました。
そんなある日のこと。 お世話になっている感謝のしるしとして、夫の部屋を隅々まで掃除してから外出しました。
ところが帰宅すると、扉に一枚の紙が貼ってあったんです。
「余計なことはしないでください。あんたがいるから掃除ができないだけで、これまでは毎日やっていました」
感謝されるどころか、私の行動を全否定する冷酷なメッセージに膝から崩れ落ちそうになりました。
さらに翌日、夫が仕事で不在だった昼食時のことです。 普段は絶対にノックなどしない義母が珍しく扉を叩きました。
私が扉を開けると、義母は含み笑いのような声で「あんたのはこれね」と言って、すぐに去っていきました。 ふと足元を見ると、床に置かれていたのはただ蒸かしただけのサツマイモが一つ。
「ウソでしょ…」と思わず独り言が漏れました。あからさまな嫌がらせに情けなくて涙が出てきました。
あのときの部屋に充満していた孤独感と、冷えたサツマイモを前にしたときの虚しさは今でも忘れられません。
(女性/29歳/販売員)
結婚後、義実家との関係に戸惑うことは決して珍しくありません。 小さなすれ違いが大きなわだかまりにならないよう、日々のやりとりを丁寧に重ねていきたいですね。
みなさんも自分の気持ちを大切にしながら、少しずつ良い関係を築いていけますように。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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