私は以前に胃を痛めて以来、極端に食が細くなってしまいました。 そのため外食をするときは、いつも事前にお店へ事情を伝えて量を調整してもらうようにしています。
そんなあるときのことです。 法事で親族が集まり、義母が選んだ料亭で食事をすることになりました。 今回は義母が予約したコース料理ということもあり、事前の調整が叶いませんでした。
「せっかくの席だし、残すのは申し訳ない」そう思って、痛む胃を抱えながら必死に箸を進めていました。 しかし、隣で見ていた夫が「具合が悪くなるから無理に食べないほうがいいよ。俺が食べようか?」と優しく気遣ってくれた、そのときです。
次の皿を運んできた女将らしき人が私の皿を見るなり、周囲に響き渡るような大声で私を非難し始めたのです。
「まだ残っていますよね? この部位がどれだけ希少で、どれだけこだわっているか、わからないんですか!?」
女将さんは私が味を理解していないと思い込んだのでしょうか。 有無を言わせぬ口調で、食材の価値をまくしたてます。 夫に食べて貰う予定だったと説明しようとしましたが、女将さんの勢いは止まりません。
さらに、ボソッと呟かれた一言には耳を疑いました。
「いい歳してみっともない。味がわからないならファミレスにでも行ったほうがいいわよ」
あまりの剣幕に恐ろしくなり、私は結局、涙をこらえながらなんとか完食しました。 食事を残すことがよくないのはわかっています。 でも、体調が悪い中で必死に努力していた私にとって、あの言葉はあまりにも残酷で今思い出しても深い悲しみを感じます。
(女性/47歳/主婦)
飲食店での時間は店員さんの対応ひとつで雰囲気がガラッと変わることもあります。 みんなが気持ちよく過ごせるように、思いやりや配慮があると嬉しいですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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