最近引っ越してきたばかりの私は、娘が通う幼稚園でママ友ができずに悩んでいました。 送迎時にポツンとしている私に、ある日、一人のママ友が気さくに声をかけてくれたのです。
「これからお茶しない?」
その日は仕事で断ったものの、彼女は「じゃあ今度一緒に行きましょ」と笑顔で返してくれました。 周りと馴染めずに不安だった私は、親切にしてくれる彼女の存在に救われた気持ちになっていたのです。
ところが数日後、送迎時に会った彼女から突然信じられない言葉を投げかけられました。 笑顔で近づいてくると、どこか探るような口調でこう言ってきたのです。
「仕事ってピアノ教室の先生だって聞いたんだけど。なんで言ってくれないのよ〜」
「え?う、うん…」
「うちの娘を通わせたいの!いいでしょ?」
と彼女は強引に頼み込んできます。 娘さんも楽しみにしている様子だったため、私は引き受けることにしたのです。
「もちろんいいよ。月謝は7千円なんだけど……」
条件を伝えた瞬間、彼女の表情が一変しました。 玄関先にもかかわらず、周囲に響き渡るような大声を上げたのです。
「えっ!?7千円も取るの!?素人のピアノ教室なのに?」
失礼な物言いに、思わず「素人じゃないよ」と反論しました。 すると彼女は鼻で笑い、さらにグイッと距離を詰めてきたのです。
「あのさ〜私たちママ友でしょ?お金を取るのは非常識だと思わない?」
仕事である以上、いくらママ友でもタダでレッスンをするわけにはいきません。 困惑する私を見て、彼女はこれ見よがしに大きなため息をつきました。
「ほかのママ友たちに言っちゃうよ?もう友達できないかもね」
引っ越してきたばかりの弱みにつけ込み、周囲から孤立させると脅してきたのです。 恐怖で頭が真っ白になった私は「帰ってから考えてみるね」と答えるのが精一杯でした。
「前向きな返事を期待してるからね!」
笑顔で立ち去る彼女を見送りながら、私はどうすべきか途方に暮れてしまいました。 さらにその日の夜、私の苦悩を増やす出来事が起きたのです。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#7
2024.09.17
【後編】父の病気に気づいたまさかの理由
2025.10.01
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#8
2024.09.17
運動会で…昼食時、保護者がまさかのバーベキュー開始。学校が注意した結果⇒【...
2025.10.03
子どもを守る防災教育~楽しい学びと学校の取り組み~
2024.08.05
運動会で…確保した場所に見知らぬ保護者が“当然の顔”で相席。言葉を失った直...
2025.10.01
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#9
2024.09.17
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#10
2024.09.17
『ガチャガチャ』深夜の自宅で聞こえた“奇妙な物音”に違和感…直後⇒予想外の...
2025.09.01
『ガチャガチャ』深夜の自宅で聞こえた“奇妙な物音”に違和感…直後⇒予想もし...
2024.08.01