私が妊娠8ヶ月を迎えていたころのことでした。 普段は優しい夫でしたが、仕事が忙しく心に余裕をなくしていた時期のことでした。
ある夜遅く、会社の飲み会に参加していた夫から電話がかかってきました。
「終電を逃したから、車で迎えに来て」
当時のお腹はすでに大きく、体調も不安定でした。 夜間の運転は危険だと判断した私は、申し訳ないと思いつつも断ったのです。
「ごめんね、お腹も張っているし、夜の運転は怖くて行けないよ」
すると夫は、あからさまに苛立った声をあげました。
「はぁ?車でたった10分くらいだろ。それくらい動けよ!」
不満そうに吐き捨てられ、電話は一方的に切られてしまったのです。 結局、細心の注意を払って運転するしかありませんでした。
しかし、私やお腹の赤ちゃんの身体をまったく心配してくれない夫の言葉に、私は悲しくて仕方がありませんでした。 ところが翌日の夜、帰宅した夫が玄関を開けるなり青ざめた顔で駆け寄ってきたのです。
「昨日は本当にごめん!」
夫は深々と頭を下げて謝罪してきました。 理由を尋ねると、職場の昼休みに同僚たちへ何気なく愚痴をこぼしたのだそうでした。
すると同僚たちから、妊娠中の妻に夜間の運転を頼むなんて正気かと、総出で責め立てられたとのこと。 さらに、話を聞いていた上司からも、父親になる自覚が足りないと厳しい苦言を呈されたというのです。
周囲からの厳しい言葉を受け、夫はようやく自分の要求がいかに身勝手で危険だったのかを痛感したようでした。
それ以来、夫は飲み会があっても自分で帰りの手段を確保するようになり、以前よりも私を気遣ってくれるようになりました。 第三者にしっかり叱られて自分の過ちに気づいた夫の姿を見て、少しだけスカッとした出来事でした。
(女性/35歳/会社員)
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています
※この記事はAI生成された画像を一部で使用しています
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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