「子育ても家事もやる気が起きない…」「涙が止まらない」マタニティブルーの原因と対処法

「子育ても家事もやる気が起きない…」「涙が止まらない」マタニティブルーの原因と対処法
「赤ちゃんを抱っこしているのに、幸せを感じられない…」そんなふうに感じているママも多いのでは︖ 実は、これは「マタニティブルー」と呼ばれる産前産後の心身の不調が関係しているのかもしれません。保育の現場で母親たちに寄り添ってきた経験をもとに、マタニティブルーの特徴と向き合い方をお伝えします。
目次

「赤ちゃんを心から可愛いと思えない…」「涙が止まらなくて、何もする気が起きない…」。出産を控えた女性や、産後の母親の中には、こんな感情を抱える人も少なくありません。これは、「マタニティブルー」と呼ばれる症状のひとつ。保育の現場で、母親たちの不安や戸惑いに寄り添ってきた経験から、マタニティブルーの原因と向き合い方についてお伝えします。

1. マタニティブルーとは何か理解する

マタニティブルーとは、妊娠中や出産後に、多くの女性が経験する心身の不調や感情の不安定さを指します。ホルモンバランスの変化や、新しい環境への適応ストレスなどが原因とされています。自分の感情をコントロールできない、赤ちゃんへの愛情が湧かないなど、症状は人によってさまざま。一時的なものから、長期化するケースまであるのです。

2. 自分の状態を客観的に把握する

マタニティブルーかもしれないと感じたら、まずは自分の状態を客観視してみましょう。感情の浮き沈みが激しい、涙もろい、イライラする、食欲や睡眠に変化があるなど、心身の変化に目を向けてみてください。そして、その状態が妊娠や出産に伴うものだと理解することが大切です。自分を責めたり、恥ずかしく思ったりせずに、ありのままの自分を受け止める姿勢が何より重要です。

3. 周りの人に素直に頼る

マタニティブルーの症状に気づいたら、ひとりで抱え込まずに周りの人に素直に頼りましょう。パートナーや家族、友人に正直に気持ちを伝え、サポートを求めることが大切。育児の手伝いや家事の分担など、具体的な協力をお願いするのもおすすめです。保育園の先生など、子育ての専門家に相談するのも心強い味方になるはず。周りの理解と支えがあれば、ママの心の負担も軽くなります。

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執筆者

保育士 でん吉

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