まずは、相手の子育て観を否定せず、よく聞くことが大切です。
「どうしてそう思うの?」と優しく問いかけ、相手の考えの背景にあるものを理解しましょう。 パートナーを批判するのではなく、お互いを認め合う姿勢が問題解決の第一歩になります。
保育現場でも、子育ての方針は先生によって少しずつ違います。 でも、子どもの幸せを願う気持ちは同じ。 その共通点を大切にしながら、お互いの良いところを取り入れ合うのです。
夫婦も同じですね。 二人が協力し合えば、一人では気づけなかった子育てのヒントがきっと見つかるはずです。

「うちの子にとって何が一番いいのか」を夫婦で考えてみましょう。
パパとママ、それぞれの経験や思いを共有しながら、子どもの幸せを軸に話し合うのです。 二人三脚で子育てに向き合う、という意識を持つことが重要です。
子どもの成長に合わせて、必要なことは変化していきます。 例えば、小さな子どもには優しく寄り添う愛情表現が大切だけど、少し大きくなれば自立心を育てる意識も必要になってきます。
そんなときこそ、夫婦でこまめに話し合い、子どもに合った接し方を模索していきたいですね。
子どもに接するときのルールを夫婦で決めておくのもおすすめです。
例えば、叱るときや褒めるときの基準、行動のルールなどを話し合って共有しておくと、方針のぶれが減ります。 子どもにとっても、パパとママからの一貫したメッセージは安心につながるはずです。
ただ、ルールを決めたからといって、それに縛られ過ぎるのは禁物です。 子育ては状況によって変わるものですから、臨機応変に対応することも大切なのです。
夫婦で決めたルールを土台にしながらも、子どもの変化や成長に合わせて、柔軟に見直していく姿勢を持ちたいですね。

実家の親など、周りの協力者の知恵を借りるのも一案です。
客観的な視点から、夫婦それぞれの良いところを伝えてもらうことで、お互いを認め合いやすくなるかもしれません。 園の先生に相談して、アドバイスをもらうのも良いでしょう。
ただ、あまり他人の意見に振り回されるのは避けたいもの。 あくまで参考程度に聞き、最後は夫婦で話し合って決めることが大事です。
周りからのアドバイスに耳を傾けつつも、自分たち家族にとっての最善は何かを考え続けることが何より肝心なのです。
完璧な子育てはありません。 ときには考え方の違いにぶつかることもあるでしょう。
でも、子どもの成長を夫婦で喜び合える瞬間はたくさんあります。 意見が合わないときこそ、歩み寄る努力を忘れずに。 子育ての喜びを分かち合える家族でいられたら、それが何より大切なのです。
「うちはこの子育て方針で行こう」と二人で決めても、実際にはなかなかうまくいかないこともあります。 思春期に差し掛かれば、子どもとの向き合い方も試行錯誤の連続かもしれません。
でも、そんなときだからこそ、パパとママが手を取り合い、一緒に乗り越えていく。 二人の絆が深まれば、子どもにとっても何よりの安心になるはずです。
夫婦の子育ての方針の違いは、話し合いと歩み寄りで乗り越えていけます。
お互いの考えを認め合い、子どもの幸せを第一に考えること。 そして、周りの協力も得ながら、家族みんなで子育てを楽しむこと。
そんな前向きな姿勢が、きっと道しるべになってくれるはずです。 夫婦それぞれが歩み寄る努力を惜しまず、ときには立ち止まって家族のあり方を見つめ直してみましょう。
ライター / 監修者:でん吉
娘「前に住んでいたお家見てみたい!」妻「いいよ」しかし到着した直後⇒夫「帰...
2024.08.10
【保育士が解説】3歳児ってこんな感じ!発達の特徴やおすすめの遊び方を解説
2023.10.02
【保育士が解説】5歳児の発達と特徴|反抗期がくるって本当?接し方やおすすめ...
2023.10.02
産婦人科で…男性医師の”診察”に違和感を覚えた妊婦。医師の姉に相談した数週...
2024.08.07
強引に『叔父の産院』へ転院させた夫。だが後日⇒「私に任せて」医師の姉が行っ...
2024.08.07
出産前に転院した妻#5
2024.08.07
【ダイソー工作】たった400円で完成する「おうちプラネタリウム」が感動的!...
2021.08.06
夫の帰宅直後…「話がある、ちょっと来て」妻の態度に”違和感”!?その後→妻...
2024.08.01
子どもの「人見知り」への向き合い方|保育士が伝える、サポートのコツ
2025.10.06
出産前に転院した妻#6
2024.08.07