幼稚園生のお弁当箱選びでは、素材とサイズ、そして蓋のタイプがポイントです。
素材については、アルミ、プラスチック、ステンレス、木製とそれぞれ特徴が異なります。
例えば、アルミは熱伝導が良く、プラスチックは汁漏れしにくい一方で、色やにおいが移りやすい傾向にあります。
また、ステンレスは耐久性が高く、木製は自然な素材感が魅力ですが、お手入れにやや手間がかかる点に注意が必要です。
サイズ選びでは、お子さんの食べる量に合わせ、標準的には400ml程度の容量が適していますが、朝食や夕食の量を参考に調整すると良いでしょう。
蓋のタイプは、お子さんが自分で開け閉めしやすいことが重要です。
特に幼稚園児の場合は、スライド式やワンタッチ開閉のものが使いやすいかもしれません。
お弁当箱に料理を詰める際の基本は、まずおかずの水気をしっかり切ることです。
余分な水分は食中毒の原因にもなり得ますから、野菜はキッチンペーパーで丁寧に水気を取り除きましょう。
また、美しい彩りでお子様の食欲を刺激するため、色鮮やかな食材を使ったおかずを点在させると良いです。
彩りだけでなく、バランスの良い栄養を意識することも大切です。
たんぱく質をしっかり摂れるように肉や魚のおかずをメインに、ビタミンやミネラルを豊富に含む野菜や果物をサイドに添えると、栄養バランスの取れたお弁当になります。
子どもが喜ぶ華やかなおかずの代表格に「カラフル野菜のピック串」があります。
カラフルなパプリカ、きゅうり、ミニトマトなどを小さな形に切り、ピックに刺せば見た目も鮮やかで食べやすいおかずに。
また「甘辛チキン」も子どもに人気のメニューです。
醤油、みりん、砂糖で作る甘辛タレにからめたチキンは、ご飯が進むおかずのひとつです。
幼稚園生のお弁当作りは、安全で栄養バランスが取れ、さらに楽しく食べられるよう工夫を凝らすと喜ばれます。
素材や形状を選んだお弁当箱と基本の詰め方をマスターし、彩り鮮やかなおかずで子どもの笑顔を引き出しましょう。
お弁当作りの楽しさを感じながら、親子の絆も深めていく素敵な時間になりますように。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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