冬野菜の特徴と幼児食におすすめの冬野菜

冬野菜の特徴と幼児食におすすめの冬野菜
寒くなってきたら冬が旬の野菜が多く出回ります。旬の野菜はその時期にあった栄養・効果があるので積極的に取り入れたいです。この記事では、冬野菜の特徴と幼児食におすすめの冬野菜について紹介します。
目次

旬の野菜は栄養価が高いだけではなく、市場にたくさん出回るため、手に入れやすい価格になるのも魅力のひとつです。幼児食におすすめの冬野菜を知って、子どもと一緒にスーパーで探してみるのもよいですね。

冬野菜の特徴

冬が旬の野菜は、寒さで凍ることがないように細胞に糖をたくわえるため、糖度が高く甘い野菜が多いのが特徴です。また、ビタミンやβ-カロテンなどの栄養素が多く含まれています。ビタミンEは血行促進作用があり、体を温めてくれます。ビタミンCやβ-カロテンは免疫力を高め、風邪の予防に効果を発揮します。寒くて風邪をひきやすい冬にうれしい効果ばかりですね。

幼児食におすすめの冬野菜

幼児食におすすめの冬野菜を4つ紹介します。

白菜

白菜は100gに対して14kcalと低カロリーな野菜で、風邪予防に効果的なビタミンCや、便秘の解消に役立つ食物繊維などの栄養素が含まれています。冬になると食べたくなる、鍋料理には欠かせない野菜ですよね。

ほうれん草

ほうれん草は冬が旬の野菜ですが、通年市場に出回っています。しかし、冬に収穫されたほうれん草は、なんとほかの時期に収穫されたほうれん草よりもビタミンCの量が圧倒的に豊富です。いかに旬の野菜の栄養が豊富なのかが分かりますね。また、ほうれん草には子どもに不足しがちな鉄分も含まれています。

れんこん

れんこんに含まれているビタミンCは、なんとみかんの約1.5倍といわれています。ビタミンCは熱に弱いという特徴がありますが、れんこんのビタミンCは熱に強いため、加熱調理をしても分解されにくいです。また、不溶性食物繊維が豊富に含まれており、便の量を増やし排便をスムーズにしてくれるため、便秘がちな子におすすめの冬野菜です。

長ネギ

長ネギの緑色の部分にはビタミンCやβ-カロテンが豊富に含まれており、風邪予防に役立ちます。また、長ネギに含まれる特有の辛み成分アリシンには血行促進作用があるため、体を温めてくれます。長ネギも鍋料理には欠かせない野菜ですよね。

幼児食に冬野菜を取り入れよう!

冬野菜は子どもにうれしい栄養・効果をたくさんもっています。寒くなってきたらぜひ冬野菜を取り入れて、風邪に負けない元気な体づくりをしましょう。

ライター/監修:haya(管理栄養士)

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監修者

管理栄養士 haya

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執筆者

管理栄養士 haya

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