「どっちにする?」親が言いがちな言葉が非認知能力の伸びを阻んでいるかも…!?
2020.09.10
コロナウイルス感染者数はなかなか減少しないものの、少しずつ日常を取り戻してきた9月。2学期も始まり、運動会がおこなわれたり、4連休に行楽に出かけたりと、幼児のいる家庭も少しは落ち着いてきたのではないでしょうか?
そんな9月に人気だった「おやこのくふう」の記事をランキング形式で紹介します。
数値では量れない力=非認知能力。自制心や忍耐力、意欲や向上心、協調性・社交性やコミュニケーション力といった点数にできない力を指しています。 変化の激しい、そして正解のないこれからの未来を生き抜いていくために必要な力として、いま注目されており、大学入試で求められる力もこの「非認知能力」に変わっていると言われています。
そんなわが子の非認知能力を伸ばすにあたって、親ができること、そして親がしてはいけないことを、岡山大学の中山芳一准教授がすべての親にむけてアドバイスしてくださったこの記事が9月の堂々1位となりました。
子どもに考えさせたい、でも早く回答がほしいと焦って、つい口に出てしまう「どっちにする?」。そんな言いがちな言葉がわが子の能力に悪影響を与えているかも…とドキッとした人も多かったのではないでしょうか?
インスタグラムで知育アイデアを多数紹介し人気のまめねこさんの、おうちで簡単に、そして100円グッズでリーズナブルに作れる知育グッズをご紹介した記事が2位に!
マリア・モンテッソーリが考えた「メイソンジャー」が元になっている「センサリーボトル」。ペットボトルや瓶の中にカラフルなビーズやラメなどがはいったものを、園や児童館などで見かけたことはありませんか?
きらきらした色の変化やゆらゆらと動くビーズ・ラメの動きを見つめることで、怒りや興奮に満ちた心を落ち着かせる効果があるんだとか。
子どもだけでなく、大人の心も落ち着かせるというこのボトル、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか?
3位にランクインしたのは、誰もが気になっている幼児のおべんきょうについての記事。家庭教育アドバイザーであり、YouTubeで実践的な子育て情報を発信してくれているTERUさんのお話は、ためになるものばかり。
特に来年4月に小学校入学を控えている年長さんの保護者の方たちは「うちの子、勉強だいじょうぶ?」と不安になることも多いかもしれません。
でもTERUさんは「小学校入学までに読み書きでは、「ひらがなが読める」「ひらがなが書ける」このふたつができればいいと思っています」と語ります。その理由とは?
そしてそうしたおべんきょうに取り組むには、親が焦りすぎず、これからの長い学びにむけての種まきの時期ととらえて、「子どもが勉強がいやになってしまう」ことを避けるというのが大きなポイントになるとのこと。
つい、不安で焦ってしまったり、わが子のやる気のなさにイライラしたり…。そんなかたはぜひこの記事を読んでみてください。きっと気持ちが軽くなりますよ。
続いて4位にランクインしたのも、TERUさんの記事。就学前にはひらがなを読めるようにしておくといいという話があると、そのためにはどんな方法が効果的?と、どうしても焦ってしまいますが、「ちょっと待って!」とTERUさんはいいます。
ひらがなを教える前に大事にしたいのは語彙(ボキャブラリー)を増やしていくこと。子どもの頭の中にたくさん言葉がある状態で、それが文字と組み合わさることではじめて子どもは文章としてよめるようになるからです。
語彙を増やすために今日からできる3つのこと。大人が言葉を大切にしなきゃと、姿勢を正したくなるようなアドバイスも。ぜひチェックしてみてくださいね。
5位にランクインしたのは好き嫌い克服レシピ集。連載管理栄養士おすすめ!野菜がもっと好きになるレシピ集からピーマンをおいしく食べるためのレシピ特集に支持が集まりました。
子どもがピーマンを苦手な理由は「見た目がいや」「かたくてかめない」そして「にがいっ!!」。ですから、その理由を解決する手法をとれば、おいしく食べてくれると管理栄養士の尾花さんは語ります。そんな彼女が選んだレシピ、ぜひトライしてみてくださいね。