お正月の食育・おせち料理ってなに?おせち料理の意味について

お正月の食育・おせち料理ってなに?おせち料理の意味について
お正月の定番ともいえるおせち料理。毎年食べてはいるけれど、おせち料理とはどのようなものなのかを子どもに説明できる人は少ないかもしれません。この記事では、おせち料理について詳しく解説します。
目次

普段何気なく食べているおせち料理について理解し、子どもと一緒に意味を考えながら食べることは食育にもつながります。ぜひ今回の内容を、子どもたちの食への興味・関心を高めるための参考にしてくださいね。

おせち料理ってなに?

おせち料理は日本の伝統的な正月料理です。もともとは神様にお供えするための料理でしたが、今では新年を祝うための料理として、家族や親しい人たちと一緒に楽しむものとなっています。おせち料理にはさまざまな食材や料理が詰め合わせられており、それぞれに縁起のよい意味があります。また、おせち料理は重箱に入っているのが一般的です。重箱に詰めることには「福が重なるように」という意味が込められています。

おせち料理の意味

おせち料理はひとつひとつに意味があります。たくさん種類があるので、ここでは子どもでも食べやすい料理について紹介します。

黒豆

「まめ」に働き、元気に暮らせますようにという願いが込められています。また、黒豆の黒い色は古くから邪気を払う色とされています。

栗きんとん

栗きんとんのきんとんは漢字で「金団」と書き、金の団子という意味を持ちます。綺麗な黄金色の見た目から「金運上昇」「商売繁盛」という意味が込められています。また、栗も「勝ち栗」といわれ、縁起のよい食べ物とされています。

紅白かまぼこ

紅白かまぼこは日の出の形をしていることから縁起がよいとされており、紅は「魔除け」白は「清浄」を意味しています。

伊達巻き

甘くて子どもにも人気の高い伊達巻きは、その見た目から書物を連想させるため「学業成就」の願いが込められています。

田作り

田作りとは、カタクチイワシの稚魚を炒って甘辛く味つけしたものです。イワシを肥料にした田んぼが豊作になったことから、五穀豊穣の願いが込められています。また、カタクチイワシを使った田作りには、カルシウムが豊富に含まれています。子どもはカルシウムが不足しがちなので、お正月だけではなく普段から取り入れたい料理です。

おせち料理の意味を考えながら、おやこで美味しく食べよう!

おせち料理にはさまざまな料理があり、それぞれに意味があります。ひとつひとつの意味を理解すると、より美味しくおせち料理を食べられるでしょう。おせち料理の意味を考えながら食べて、おやこでお正月を楽しんでくださいね。

ライター/監修:haya(管理栄養士)

line
監修者

管理栄養士 haya

hayaさんの記事一覧をみる
執筆者

管理栄養士 haya

hayaさんの記事一覧をみる

おすすめ記事

「食・レシピ」人気ランキング

うちの子の年齢別情報

おやこの毎日に
役立つ情報をお届けします

facebook instagram