普段何気なく食べているおせち料理について理解し、子どもと一緒に意味を考えながら食べることは食育にもつながります。ぜひ今回の内容を、子どもたちの食への興味・関心を高めるための参考にしてくださいね。
おせち料理は日本の伝統的な正月料理です。もともとは神様にお供えするための料理でしたが、今では新年を祝うための料理として、家族や親しい人たちと一緒に楽しむものとなっています。おせち料理にはさまざまな食材や料理が詰め合わせられており、それぞれに縁起のよい意味があります。また、おせち料理は重箱に入っているのが一般的です。重箱に詰めることには「福が重なるように」という意味が込められています。
おせち料理はひとつひとつに意味があります。たくさん種類があるので、ここでは子どもでも食べやすい料理について紹介します。
「まめ」に働き、元気に暮らせますようにという願いが込められています。また、黒豆の黒い色は古くから邪気を払う色とされています。
栗きんとんのきんとんは漢字で「金団」と書き、金の団子という意味を持ちます。綺麗な黄金色の見た目から「金運上昇」「商売繁盛」という意味が込められています。また、栗も「勝ち栗」といわれ、縁起のよい食べ物とされています。
紅白かまぼこは日の出の形をしていることから縁起がよいとされており、紅は「魔除け」白は「清浄」を意味しています。
甘くて子どもにも人気の高い伊達巻きは、その見た目から書物を連想させるため「学業成就」の願いが込められています。
田作りとは、カタクチイワシの稚魚を炒って甘辛く味つけしたものです。イワシを肥料にした田んぼが豊作になったことから、五穀豊穣の願いが込められています。また、カタクチイワシを使った田作りには、カルシウムが豊富に含まれています。子どもはカルシウムが不足しがちなので、お正月だけではなく普段から取り入れたい料理です。
おせち料理にはさまざまな料理があり、それぞれに意味があります。ひとつひとつの意味を理解すると、より美味しくおせち料理を食べられるでしょう。おせち料理の意味を考えながら食べて、おやこでお正月を楽しんでくださいね。
ライター/監修:haya(管理栄養士)
【栄養士が解説】保温弁当箱の食中毒の危険性はどのくらい?傷む理由や安全な使...
2023.10.02
【管理栄養士が解説】食中毒になりやすいお弁当はコレ!ちくわきゅうり、ポテサ...
2022.06.05
元・保育園の栄養士がセレクト!子どもに人気の豚こま肉レシピ20選!1位はお...
2023.06.09
【ウインナーの飾り切り】食べやすくてかわいい!デコ苦手さんにもおすすめ!"...
2022.03.03
「うちの子の食事量たりてる?多すぎ?」管理栄養士が教える、幼児食の献立の簡...
2020.10.26
保育園のお弁当におすすめのレシピ14選|簡単かわいいおかずを元保育園の栄養...
2023.10.02
【幼児は食中毒リスク高!】いたみにくいお弁当を作るには?いますぐ知りたい「...
2021.06.07
子どもに食べさせたい鶏胸肉レシピを元保育園栄養士がランキング!人気1位は!?
2023.06.24
簡単&かわいい【ロールサンド】のアイデア7選!片手で食べられてお花見やお弁...
2022.03.17
【100均お弁当グッズ】セリアvsダイソー本当に使えるのはどれ?毎日お弁当...
2022.05.05